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第114話
天Side
らなさんに呼ばれて急いで付いていくと血の気のない理苑が横たわっていた。なんで?どうして?
「理苑!!」
直ぐにベットの脇に行くと
「…天…」
小さく俺の名をつぶやいた
「理苑!理苑…どうしよう…どうしよう…」
ごめん…ごめんね…こんなにも…俺のことを…ごめん…俺…俺のことしか考えてなかった…
「理苑…俺っ!…理苑…理苑…お願い…目を開けて…やだよ…」
そういうと理苑に口付ける
「俺…理苑が誰よりも大好きだよ…でもね…怖いんだよ…俺じゃない人を見てるって…琉を見てるって…やっぱりそうとしか思えなくて…でも…理苑…どうしよう…理苑…理苑…」
その時少しだけ理苑の指先が動いた
「理苑!理苑…」
救急車が到着するまでずっと名前を呼び続けた。そして無理を行って付き添った
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