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第123話

それから数日無事退院した俺は戻ることとなった。 スケジュールの都合でレオは先に戻っていた 「おまたせ。理苑」 「行こうか」 天は悩んだ末俺の住む街にある大学へ編入することになった。 たまたま決まっていたやつが急遽いけなくなり元は天に来ていた話だったものだから結構すんなり決まった 天は実は相当優秀だったらしい…失礼だが…とても意外だった。 「理苑…また失礼なこと考えてるでしょ?」 「いや…だって!あんだけ俺のことを凄いとか言っておきながらお前半端なく凄い人間じゃねぇかぁ!!!」 「たまたまだよっ!」 「んなわけあるか!たまたまで行けるような場所じゃねぇだろ!!それにっ!今度から行くとこなんて世界レベルだぞ!」 「忙しくなるから…一緒に過ごす時間は本当に少なくなる…けど…頑張るね!」 「おっ…おう。俺も頑張るっ」 天は…結構自由奔放で勝手気ままだ。俺と出会った頃は猫どころか虎でもかぶってたかと思うくらいのやつでその姿は更に俺を夢中にさせたのだ。 けど相変わらず自信を急に失うこともある。 気持ちの波も激しい。でもそれはお互い様で俺たちは似たもの同士。だから惹かれ合ったのもあるのかもしれない それから俺たちの一つ屋根の下での生活が始まった。 琉との再会まであと2ヶ月余りだ

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