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いじっぱりにキス 第8話(佐々木)※
「痛っ……待て、おいっ!お前雪夜が……」
雪夜がいるのに何考えてっ……
「雪夜だったら、寝たぞ?さっき机の上にあったチューハイ開けて飲んでたから、また酔っぱらったみたいだな」
雪夜ぁあああああああああああ!!!!!何で飲んじゃったのぉおおおおおおお!!????
「だからって……また起きてくるかもしれないしっ……」
「ん~だから、声は抑え気味でね?暴れると雪夜が起きちゃうから、大人しくしてろよ」
「やだっやめっ!!!……っんん……」
相川がキスをしながら股間を擦り付けてくる。
「ぁっ!くっ……」
服越しに熱が伝わってきて、思わず声が出そうになり急いで奥歯を噛みしめた。
「な?翠相手だと、もうこんなになってる」
こいつ、ほんとにEDなのかっ!?普通に勃ってるじゃねぇかよっ!!
「翠のも……反応してるし」
相川に言われて、顔が熱くなる……。
それは……お前が擦り付けてくるからっ……
お前と違って俺はお前のことがずっと……本気で好きだったんだよっ!!
別にお前とこういうことがしたいだなんて思ってたわけじゃないけど……いや、ちょっとくらいは考えたことはあるけど……でもこうなる可能性なんてあるわけないから……
それなのに、好きなやつが俺にしか勃たないとか言われたら、そりゃ……嫌でも興奮しちゃうだろ……
「ちょっ……触……んなっ……」
相川が足を絡めて重しをかけながら佐々木のモノを取り出した。
「あい……かわっ!……やだって!!」
雪夜を起こさないように、声を抑え気味にしながら相川に訴えかける。
「え~?お前のもガッチガチだけど?」
相川が佐々木のモノを手で弄びながら、首筋を舐めてきた。
「うっ……るさいっ!!も……やめっ!!ヒッ!!」
相川に先端を弄られて、思わず変な声が出た。
変な声が出たことや、反応してしまったことが恥ずかしくてまた顔が熱くなる……
「あ~……無理、我慢できない」
なぜか今の声が相川のスイッチを押したらしく、ニヤリと笑うと自分のモノも取り出した。
そこは我慢しろよぉおおおおお!!!!!バカぁああああああああああああああ!!!!!!
両手両足の自由が利かない状態で、相川のモノを自分のに擦り付けられて、また声が出そうになる。
「こらこら、声出したら雪ちゃんが起きちゃうって」
そう思うならやめろよ!!
相川を睨みつけるが、一向に止める気配はない。仕方ないので顔を精一杯横に向けて自分の服の袖を噛んだ。
「翠、そんなとこ噛むくらいなら、口こっち」
「んむっ……はっ……んぅ……っ」
相川に口を塞がれて、口腔内を舌でかき回される。
強引なくせに、さっきの性急で激しいキスとは違う、優しくて丁寧なキスに少し戸惑う。
「ん……はっ……っっぁ!!」
佐々木よりも大きくてゴツゴツしている相川の手の感触が気持ちいい……
先走りでヌルヌルになっているので、しごかれる度に二本が擦れてヌチャヌチャといやらしい音が響く。
ヤバい……気持ちいい……このままだと……
佐々木が必死の抵抗で腰をよじると、相川が一瞬だけ口唇を離した。
「もうやめっ、んぐっ……っっ!!」
息継ぎもそこそこにすぐにまた相川の口唇を塞いでくる。
だから……話を聞けぇえええええっっっ!!!
「んん゛っ!!」
酸欠になるほどの濃厚なキスと手の動きに意識が朦朧 としてきて……いつの間にか二人分の白濁液が佐々木の腹の上に吐き出されていた――……
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