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第18話 フェロモンにあてられて… ② ー伊吹sideー
!!
「ダメ、伊吹…よがって見せて…」
「っや…はぁぁ……っ」
伊吹が伸ばした腕を蒼が掴み、そのまま伊吹の背中に押さえ込んだ。
そして、伊吹の後孔に人差し指と薬指、二本同時に差し込んだ。
伊吹の中に入った3本の指は、不規則に動きつつ、だが伊吹の弱いところを掠めていく。
後孔からは中の液体が流れ出し、中をぐちゅぐちゅと掻き回す蒼の掌へと伝っていった。
「あお…い…っあぁぁ…」
止まる事を知らない蒼の指は、指が届く限界まで押し込まれる。
中をかき乱し大きく広げ、後孔も柔らかく大きく広げられ…
指がぬるりと引き抜かれたかと思うと
「っやぁぁ……」
伊吹の後孔が蒼の指によって広げられ、
「っダメ…あおい…っ」
蒼は舌を伊吹の後孔の中に入れた。
「ひゃぁぁぁ……」
後孔の入り口近くを、柔らかく暖かな蒼の舌が内壁を舐め回すと、指とは違う刺激が伊吹の体の中をかき巡る。
尖らせた舌で内壁を、グッと押されると腰の奥底まで響き、伊吹の体液と蒼の口から溢れ出す液体と混ざれば、いやらしい音をかなで、
その度に伊吹の背中に電気が走り、後孔に蒼が息を吹きかければ、伊吹の腰が浮く。
絶え間なく与えられる快楽に伊吹の身体は、痙攣し、そして奥の疼きが最高潮に達した。
「蒼っ……おねが…いっ…挿れ…って……。むちゃくちゃ…に…つい…て……っ」
「っつ‼︎」
目から涙を、口からは液体を流しながら、身体全身が紅葉仕切った伊吹は、強請るように蒼に懇願する。
蒼はそんな伊吹の姿を見て、ゾクリっと体を揺らした。
「伊吹…」
蒼は反りたった楔を、伊吹の後孔の入り口に当て、2回ほど浅く出し入れしたかと思うと……
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