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第166話 新しい薬 ② ーー蒼sideーー

‼︎‼︎ まただ‼︎ 次に伊吹のフェロモンに反応した蒼が目を覚ましたのは、午前3時。 蒼が薬を飲んでから2時間しか空いていない。 どうして…… 前飲んでいた薬より、効き目が強いはず… なのにもう薬の効果がきれかけている。 伊吹の甘い香りは引いておらず、そのためなのか蒼に抱きついている伊吹の身体は、いつもより熱い。 伊吹の寝息が蒼の首筋に当たると、今すぐにでも伊吹のチョーカーを引きちぎり、頸に自分の歯形を残したくなる。 ダメだ、 酷くなってる… 本当は薬、6時間空けないとダメだけど、これは6時間もたなさそう… 今回だけ… 今回だけ、時間空いていないけど薬を飲もう。 ベットからそっと抜けると、蒼の枕に抱きついている伊吹は、隣に蒼がいなくなったことに気がつかない。 枕もいい仕事してくれる。 蒼は自分の掛け布団を持って部屋を出た。

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