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第178話 記憶 ⑤ ー伊吹sideー
「あ、ああぁぁーーー……っ」
伊吹は白濁とした蜜を滑らかな肌の上に放った。
「イッの?伊吹…」
「ごめん…なさい…」
まだ硬いままの楔をピクピクさせながら、肩で息をする伊吹の額に蒼はキスをし、肌の上に放たれた伊吹の蜜を蒼は舐め上げた。
甘い‼︎
伊吹の蜜は今までに味わったことのないほどの甘味があり、
蒼は体の奥底からその蜜を欲しているかのように震える。
「ひゃっあ……ぁ、ん……」
蒼はベットで横たわる伊吹の腰の後ろに手を回し、伊吹の楔を口に咥えると吸い上げるように舐め上げる。
「やっ……ぁん……、らめ……」
先ほど達したばかりなのに、伊吹の楔からは蜜がチョロチョロと流れ出て、蒼の口の中に流れ込む。
それを蒼は隈なく堪能しようと吸い上げる。
「ダメ…あお…っい……。そんな…に……っや…」
蒼の口の中で伊吹の楔は震え、伊吹は強い刺激から逃れようと腰を引くが、それを蒼は阻止する。
キュッと蒼が伊吹の楔を吸えば、甘い蜜が流れ出て、伊吹がビクンッと身体をそりかえらせる。
欲しい…
伊吹の甘い蜜…
蒼が伊吹の楔の裏筋を尖らせた舌で舐め上げ、会陰を摩りながら睾丸を優しく揉み解す。
「っヤ……、だめっ……あお…い、、イっ…ちゃう……」
伊吹の内腿がガクガクと震えだすと、
「っダメ……あお…、あおい……、、あぁぁーーーーっ……っ」
快楽の涙を流し、身体を極限まで反り返らせ、伊吹は蒼の口の中に蜜を弾けさせた。
蒼は口の中でビクビクする伊吹の楔から放たれた最後の一滴まで惜しむように、吸い上げと、
その刺激に達したばかりの伊吹は、身体をわなわなするわせ…
残りわずかな力を振り絞ると、両足を広げられるだけ広げ、
蒼の楔を待ち侘び、くぱくぱとさせている後孔を蒼に見せつける。
そして、
「蒼……欲しいっ……。俺の…中、もう…待てない……」
自分で中指と薬指を後孔から中に入れると、くちゅくちゅ音をたてながら、中を広げた。
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