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誓に引きずられるようにしてホテルに連れ込まれた聖は、早速一糸まとわぬ姿となっている。体に取り付けられたものは、未だに外されていない。真っ赤になってぱんぱんに膨らんだ勃起乳首には、変わらずクリップがついている。精液でたぷたぷになったコンドームも、完勃ちしている陰茎に被せられたままである。
「すっご、どろどろだ」
「う、あ゙ぁ、ゃっ♡」
長時間つけっぱなしになっていたコンドームを誓が指先でつまんで引っ張ると、陰茎が勢いよくぶるんと揺れて、コンドームが外れた。先端にくくられたローターも、合わせて外された。陰茎への仕掛けを取り除いてから、へたれたゴムを裏返し、中身を手のひらに広げると、その量の多さを誓が馬鹿にするかのように鼻で笑う。精液にまみれた手のひらで聖の陰茎を覆うと、拳をくるくる回して先端を刺激した。
「だめぇ、ン゙……っ♡」
「敏感ですね、もうイっちゃう?」
「ちょっ、とぉ、止まってってば、あ゙ぁっ♡」
「あ、そうですよね、イくならこっちがいいですかね」
「い゙っ♡ ぐ、ん゙ん゙~~~っ♡」
誓はポケットの中に入りっぱなしになっていた、ローターのリモコンを取り出すと、聖に見せつけながら笑顔で電源をオンにする。後孔に入りっぱなしになっていたローターが振動を始めた。映画館のとき以来の動きに、聖は情けない声を上げてへなへなと体勢を崩してしまう。
後孔への刺激が止むと、左右の乳首を繋ぐチェーンをすくい上げられる。そして、容赦なく「立って」と声をかけて、誓は聖を窓際まで誘導した。
「はい、こっち手ついてください」
「や、やぁ……っ、外から、見えちゃう……ッ♡」
ガラス窓に両手をつかせて、聖の背後に回りこんで耳を甘噛みする。それから、顎に手をかけて窓の外を一緒に覗き込む。この日、誓と聖が泊まっている部屋は十階だ。周囲にホテルと同じ高さの建物はないため、誰かと目が合うということはない。それでも、下を見れば、行き交う車や歩行者を確認出来る。
万が一その人たちが、ふと見上げたとして、こんなことしている所が目に入ってしまったら――聖の陰茎の先端から、つうっと透明の液が流れ落ちた。
「むしろ、見られたかったり?」
「ちが……っ」
「本当に? こんなにぐっちゃぐちゃになってるのに?」
「あ、ゃ……ふ、うっ♡」
「さっきあんなに出したのに、また完勃ちしちゃってるし。こんな窓の外から丸見えなのに、萎えないんだ? 聖さん、やっぱりド変態ですよね」
窓のすぐ前に立たされて、誓に陰茎を扱かれて、変わらず興奮してしまっているのだ。ド変態と言われて、否定をすることは出来なかった。
そして、誓の言葉通り、こんな状況でも萎えることはない。その事実が、聖の羞恥心を増幅させていた。
「よいしょ、っと」
「誓く、ん……っ、これ、やっ♡」
「良いじゃないですか、聖さんのちんぽとアナル、外歩いてる人に見せてあげましょうよ」
「やあ゙、あ゙っ、ぁあ゙あ゙~~~っ♡」
「ほら、反応いいじゃん。こういうの好きなんでしょ? ちゃんと認めたら、もっと気持ちよくなれると思いますよ」
「ん゙ッ♡ や、そんな、あっ♡」
「聖さんはこれから、こんなところで、アナル丸見えのまま射精するんです」
背後に立つ誓は、聖の膝裏を抱え込み、片脚を高く持ち上げた。片脚で立ち続けるのはあまりにも不安定で、窓についた両手と誓に軽くもたれてなんとかバランスを取る。
恥ずかしさと気持ちよさで、頭が混乱してしまっている聖は、陰茎を激しく扱きあげられると簡単に絶頂を迎える。聖の陰茎から飛び出した精液が、びしゃりと窓ガラスを汚した。
しかし、達しても誓からの攻めは止まらなかった。射精直後の敏感な陰茎をひたすら扱き上げられ、聖は悲鳴を上げる。
「もお゙っ、だめ、だめだって、え゙え゙っ♡」
「やばい?」
「ん゙っ♡ やばい、やばい゙ッ、やばいから、あ゙~~~ッ♡♡♡ お゙お゙っっっ♡」
頭の中が真っ白になって弾けるような感覚に、聖は目を大きく見開いた。
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