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恋のはじまり☆21
ローションをまとわせた指を、1本ずつ増やしていき、今は3本の指が、難なく出入りしている。
『あ、あん・・ぁ・・・っ・・んん・・・っ////』
指をバラバラに動かせば、中が うねるように蠢く。
十分に 柔らかくなったところで・・・
『ゆー、いれるよ?』
『んっ・・・、う、ん・・・ ////』
蕩けた顔の遊にそっとキスを落として
手早くゴムをつけ、硬く そそり勃った切っ先を
後孔に押しつける。
一瞬 キュッと締まった そこが、自分から俺を迎え入れるように収縮して、奥へと呑み込まれていく。
『───あ・・・っ!あぁ・・・っ////!』
『く・・・っ!』
あぁ・・・・、すっげ・・・
マジ、気持ちいい・・・!
我慢できなくて、最初からガンガン腰を打ち付ける。
『ああ!・・やっ・・・は、激し・・・っ////!』
『っ!──ゆっ・・・ゆー・・・っ!』
どうしよう!
どうしよう・・・!
き、気持ちいいっ!
パン、パンと肌と肌がぶつかる音がする。
その音も 気持ちを 高ぶらせ興奮が増していく。
『あっ、あっ、ふ・・・っ・・う・・・っ////』
『ごめ・・・ゆ・・っ・・!』
遊が苦しそうなのに・・・
止まんない、
止められない!
『ああっ!・・・やあぁ!あぁあっっ///!』
あまりの激しさに、
遊の目から ぽろぽろ涙が溢れ出した。
それでも・・・
『ゆ・・っ、止まんな・・ごめ・・・っ!』
『はぁっ・・・あぁっ!・・あぁっ!
キ、キス・・・してっ・・・・あ・・・き・・・・く・・・っ』
遊が手を伸ばし俺を抱きしめる。
『ん・・っ!はぁ・・はっ・・ゆう・・、ん・・!』
『んあ・・・っ、ん・・・!』
体がピッタリ密着したことで、腰の動きが緩やかになったからか、唇を離すと遊がギュッと閉じていた目を、うっすら開けた。
『あ・・きらく・・ん・・、す・・・き・・・、すき・・っ』
うわ言のように、繰り返す遊。
涙と汗で、ぐしゃぐしゃになった顔も
たまらなく愛しい。
興奮も最高潮になって体中の熱が一気に下半身に
流れ込んでいく。
『うっ!あ・・・、くっ!だ・・・めだ・・も・・・っ!』
『あぁ・・!ああぁ・・っ・・ふっ・・ンん・・・っ』
遊の肩口に顔を埋めて、頬をくっつけて
しっかりと抱きしめる。
遊も俺の背中にしがみつき、腰に足を絡めてくる・・・
と同時に・・・中が ギュ───ッと、締まった。
『────っ////』
『────っ////』
そして・・・・・
2人 声もなく、絶頂を迎えた。
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