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甘い生活…?☆4
小さいケーキばっかりだったけど、
晴臣さんは
10個・・・いや、20個は食べたと思う。
飲み物もオレンジジュースとかりんごジュースとか
甘いものばっかりで、見ているだけで
胸焼け&お腹いっぱいになってしまった僕は・・・
6個でギブアップした。
(これでも頑張った方だと思う)
会計を済ませ、お店を出る。
急に呼び出したお詫びにと
ここは晴臣さんが奢ってくれた。
『あー、旨かった♪』
『うん・・・』
『また行こうな♪』
『・・・・・・うん』
晴臣さんは、相変わらず上機嫌で、
新見さんと何かあったんじゃないかって
僕の杞憂は・・・どうやら取り越し苦労だったみたいだ。
『遊、つき合ってくれて、ありがと』
『ううん、僕の方こそ・・・ご馳走になっちゃって
ありがとう』
『まぁ、俺は社会人だからな!
年下に奢るのは当然っつうか、気にすんなよ!』
お礼を言うと、晴臣さんは嬉しそうに笑う。
なんか子どもが大人ぶって自慢してるみたい・・・
とは 口が裂けても言えないけど
やっぱり可愛いなぁ、晴臣さん。
それから、しばらく歩いて・・・
晴臣さんが急に 足を止めた。
『あのさ・・悪いんだけどさ・・・もうちょっと・・・
付き合ってもらってもいい?』
『え?』
今までの上機嫌はどこに?
───ってくらいの変わりように戸惑う。
え?
待って、待って?
やっぱり・・・、
何か、あるの?
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