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甘い生活…?☆30
* * * 晴臣・side * * *
『───っ・・・///////!』
は、鼻・・・っっ////!?
思いもかけないところを舐められて
両手で鼻を押さえる・・・と、
今度は、おでこにチュッとキスされた。
『────っっ/////!!』
『ハル・・・・』
名前を呼ばれ
反射的に閉じていた目を開けて 英道を見れば・・・
なんとも言えない優しい表情をしていて。
う・・・・、なんだよ・・・/////
は、恥ずい・・・////
『ハール』
『・・・・・・っ・・・////』
なんだよ・・・
なんなんだよ・・・
さっきまでの空気と、打って変わった・・・
この甘い雰囲気は・・・・////
急激に変わった空気についていけなくて
ガッチガチに固まっていると・・・
英道に引き寄せられ、ギュッと、抱きしめられた。
『ハル、好きだ・・・』
そう一言 呟いて、俺の肩に顔を埋める英道。
『──────//////!』
やめろ・・・
やめてくれ・・・・・っっ!
は、は、恥ずかし過ぎる・・・・っっ!!
『ハル。俺から・・・離れていかないでくれ・・・』
『!!!!』
ポツン、と漏れた言葉。
少し震えたそれは、
英道の本当の気持ちを表しているようで
・・・なんだか切なくなった。
きっと、英道も色んな事を考えたんだろう。
やり方は強引で、とんでもないものだったけど
コイツなりに悩んだり苦しんだのかもしれない。
俺が1人で暴走して
“英道に甘えちゃダメ” 、って決めつけて
離れようとした。
英道の気持ちも考えずに・・・
それこそが
俺の弱さで・・・甘えだったんだ。
『ごめん・・・英道。もう、こんな事しない。
もう、離れようなんて、思わない。』
そう言って、背中に手を回した。
『ハル・・・』
英道が肩から顔を上げ
優しく俺の名前を呼ぶ。
そして・・・・ゆっくりと顔が近づいてくる。
『・・・・・・っ・・・/////』
まだ恥ずかしかったり怖かったりするけど・・・
これからは英道の心を全部 受け止めよう
・・・そう誓いながら、目を閉じた。
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