346 / 761
甘い生活…?☆32
* * * 晴臣・side * * *
『───んなっ・・・・/////!?』
な、な、な、
───何を・・・っっ!!!
慌てて英道の両手首を掴んで
離そうとするけど・・・、
びくともしねーっっ!!!
『ちょ・・・ちょっ・・・と・・、あっ////!!』
やめるどころか、表面をさわさわ撫でる手が
あろうことか俺の・・・俺の・・・ち、ち、ち
・・・くび (口に出すのも恥ずかしいっ///)・・を
くりくり摘まんで こね始めた。
『あっ・・・こらっ//// や、め・・・っ///おいっ!』
『んふふ~♪やめなーい。』
『バ、バ・・・カ・・・、ん・・・・んっ////・・・』
あ・・・・ダメだ・・・・・
ふわふわして・・・気持ち・・・いい・・・・
力、抜けちゃう・・・
なんも・・考えらんない・・・・
引き剥がそうと掴んでいた俺の手は
すがるように 英道に しがみついてしまってて・・。
こんな些細な変化も きっと
英道にはお見通しなんだろうな・・・。
『・・・・・・・・は・・っ・・////』
シャンプーの時と同じように
くてっと英道にもたれ掛かる。
以前なら、もっと暴れて逃げ出していただろうに
すっかり英道に毒されてしまった俺。
『ハル、かわいい・・・・』
『ん・・あ・・っ、・・かわいく・・ない・・・・///』
『かわいいよ、お前は。』
『/////あ・・・っ・・・英・・道・・っ・・・』
『んー?』
『逆上せ・・・ちゃう・・・・』
体が熱い・・・・
くらくらする・・・
これが、お風呂のせいなのか、
英道のせいなのか・・・分からないけど。
『ふっ・・・出ようか。』
『・・・ん・・・・っ・・・』
体を反転させられて、
英道に抱きつくように促されて湯船から出た。
脱衣場で一旦 下ろされて、自力で立てないくらい ヘロヘロな俺の体を、英道が丁寧に拭いてくれる。
そして、横抱き(いわゆる、お姫様抱っこ)されて
連れて来られたのは・・・、
───英道の寝室。
『・・・・・・・・・・・・』
ぼんやりした頭でも、
はっきり分かった事は・・・・
───ベッド、でかっ!
えー、これ 絶対ダブルより・・・でかいよな?
何サイズだろ・・・
なんて思ってたら、そーっと優しく
そのでかいベッドに降ろされた。
『・・・・・・・・・・・・』
えっと・・・・・
この状況・・・は、ヤバくない??
ともだちにシェアしよう!