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甘い生活…?☆33
* * * 晴臣・side * * *
『あ・・・あの・・ひでみ・・・っ////』
『ああ。寒いな。』
『・・・・へ?』
『布団、かぶってろ。ほら。』
『・・・・へ?』
『待ってろ、エアコン入れるから。』
英道はなぜか甲斐甲斐しく、俺のお世話を始める。
『ん。すぐ暖かくなるからな。』
『う・・・うん・・・・?』
『ハル。のど、乾いてないか?』
『え・・? あ、あぁ・・うん、ちょっと・・・』
『水、持ってくる。待ってろ。』
『う・・・・・うん・・・・』
な、なんだ・・・?
なんなんだ・・・・。
この甘やかしっぷりは・・・
悩んでいると
小走りで、英道が戻ってきた。
『ほら、水。』
『あ、ありがと・・・』
体を支えられて、起こされて
・・・ペットボトルの蓋まで開けてくれて。
な、なんなの?これ???
『・・・・ひ、英道・・・・・?』
『ん?あ、ゆっくり飲めよ?』
『・・・・うん。お前・・・・どうかしたのか?』
『なにが?』
『いや・・・・・なんでも・・・ない。』
『そうか』
なにか企んでる感じはしないし・・・(多分)
純粋に心配してくれてるっぽいけど・・
なんと言うか・・・
い、居心地が悪いな・・・
『飲んだ?もう いいか?』
『え?う、うん・・・』
俺の飲んでた水の残りを1口 飲んでから、
蓋を閉めて、ヘッドボードに置いた。
『よし。じゃあ寝るか。』
『・・・・・うん。』
英道も、布団に入ってきたと同時に
腕を引っ張られて、抱き寄せられる。
ぴったり密着した体。
英道の指が、俺の背中を撫でる。
その手つきは優しくもあり
厭らしくもあり・・・。
うう・・・
ドキドキする・・・////
これって、もしかして・・・
いよいよ・・・?
いよいよ・・・なの・・・か?
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