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甘い生活…?☆44
* * * 晴臣・side * * *
『あ・・・/// も、大丈夫・・・だから・・///』
『・・・ああ。・・・俺も、もう限界・・・。』
『あっ・・・・』
指が 出ていくのが、少し寂しい。
ぽっかり穴が空いたような変な感じ・・・
早く早く、埋めてほしい///
・・・・なんて事を思ってしまう。
───あんなに怖かったのに。
英道だと平気、なんだ───
ピリッと音がして、何かと見てみると、
英道が・・・コ、コ、コンドーム(ひぇぇっ///! )の
袋を開けてるのが目に飛び込んできた。
っていうか、コンドーム??
『え・・・・、それ、なんで・・・?』
『ん?何が?』
『いや・・・それ・・・しなくても、俺・・・・・』
─── 子供、出来ないけど?
と、言おうとしたら、
英道は言いたい事が分かったらしく、
ちょっと笑った。
『まぁ、男に子供は出来ないけどな。
中に出すと、お前に負担がかかるんだわ。』
『俺に・・・?』
『そ。中射精 ししたらお腹 壊すらしいぞ。』
『・・・・・・・・・・・・ふーん・・・・。』
英道・・・・
やけに 詳しいな・・・。
なんか分からんけど、ムカつく。
むーっとしていると、
英道が困った顔で鼻の頭をポリポリ掻いた。
『あー、・・・・調べたんだよ・・・色々。』
『・・・・・ふーん・・・・て、調べたの?』
『そ。俺だって・・・初めてだからな。』
『・・・あ。・・・・そ、そ・・・・か ///。』
『それと、大事だからな、お前が。』
『////////』
『顔、真っ赤』
そう言って、ふっと笑って
おでこにキスしてくれた。
あー・・・また、甘い・・・・/////
どんだけ俺の事、好きなんだ・・・コイツ。
・・・・・俺も好き、だけどさ///
前なら、この甘い空気に耐えられなくて
暴れて逃げていただろうに・・・
今は、
この空気に溺れてしまうのも・・・嫌じゃない。
とことん甘やかされてやろうって思うんだ。
・・・・英道が望むなら。
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