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甘い生活…?☆47
* * * 晴臣・side * * *
『はは・・・情ねーな、俺・・・』
『ふっ・・・泣くなよ・・・、バカ・・・』
『お前もだろ。』
『俺は・・・いいの。』
英道の涙を指で拭ってやる。
よくよく考えたら この状態で2人して泣くなんて・・・
どんだけだよ、俺たち。
冷静になると、恥ずかしい・・・////。
でも・・・ホントに泣くくらい嬉しかったんだから
仕方ない・・よな。
うん。仕方ない。
ぐるぐる今までの色んな事を思い出したり
思いを馳せたりしていると、
英道が「なんか余裕だな、お前。」
なんて呆れた顔をする。
というか、そう言う英道だって
涙はもう完全に止まったようで、ちょっと意地悪な
余裕綽々な いつもの英道に戻っている。
「余裕なんてない」・・・って言おうとしたけれど
わざとらしく腰をぐるりと動かされて・・・
大きなままだったソレは
すっかり俺の中に馴染んでいて
痛みは全然なくって、甘く甘く 快感になって
俺に襲いかかってきて、
言いたい言葉は喉の奥で消えてしまった。
『痛くないか?ハル・・・』
『あ・・・・、ん・・・・・んっ・・・ /////』
言葉にならない「うん」をコクコク頷いて
英道に伝える。
『そうか・・・・・。・・・・・じゃあ、そろそろ
本気でお前を・・・鳴かそうかな。』
『・・・・・・え?』
顔を上げると、そこには・・・・・
いつものように (・・・・・いや、それ以上に?)
不敵な笑みを浮かべる英道。
え、えーと・・・・。
こういう時の英道は、止められない・・・よな・・・?
───と、なると・・・
覚悟を決めるしかない。
『お、お手柔らかに・・・・・。』
『ふはっ!・・・・やっぱ、男前だな、お前。』
英道は、面白そうに笑うと
俺の腰を掴むと、ゆっくり動かし始めた。
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