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甘い生活…?☆51

* * * 遊・side * * * 新見さんに送ってもらった後の事。 腰を痛めて、まともに歩けない晃くんを支えて (というか半分、抱えて) マンションの部屋まで連れて帰ってきて 『はぁ・・・、気持ちい──♡』 湿布を貼って、軽くマッサージなんかしてあげたら とりあえず、落ち着いたみたい・・・。 ホッ。 『で・・・・何があったの?』 車の中では何故か 頑として教えてくれなかった晃くん。 きっと晴臣さんには聞かれたくないんだろうな・・・ って分かったから聞かないで我慢してたんだよね。 『ん?・・・・あー・・・・うん・・・あのね・・・・』 ☆ ☆ 『─────────ええ!? 引越しって・・・・新見さんが借りた部屋に 晴臣さんの荷物を移したの!? しかも・・・晴臣さんに内緒で勝手にっっ!?』 『そー・・・・遊が晴臣さんと会ってる隙に 俺は、その手伝いを・・・ね・・・・・』 『えーっ!?信っっじられないっ!! 晴臣さん、自立するんだって、寂しいの我慢して 頑張って決意してたのにっっ!』 『んー。 新見さんは全然 納得してなかったらしいよー。 そんなの許さねー、 俺から離れるなんて100万年早い・・・とか言ってた・・・』 『えー!でもさっ!やっぱり勝手だよ! 横暴だよっ!信じらんないっ!!』 『うん。俺もそう思う・・・・。 ま、新見さんの言い分はさ、 アイツが勝手にするから俺も勝手にするんだって・・・ 要は新見さんも、晴臣さんが好きすぎて どうしても離れたくなかったんだよ・・・』 『それは・・・分からなくもないけど・・・でもさぁ・・・』 『俺もね・・・あの2人は一緒にいた方がいいって 思ったから、手伝ったんだ・・・・遊はどう思う?』 『・・・・・・・っ・・、・・・・・・・・僕・・・・は・・・・・・・・ ・・・・・・・・・・・・・・・・ぼ・・・・くも、そう思う・・・・』 『でしょ? まあ、多分、晴臣さんも諦めるんじゃない? もう、荷物 運んじゃってるし・・・ 引っ越す予定だったアパートは解約されてるし。』 『・・・・だね。それにしたって信じられない・・・・。』 『うん・・・・強行軍で俺・・・・もう・・・ボロボロ・・・・』 『晃くん・・・・お疲れさま・・・・・』 『うん・・・・お腹 すいたぁ・・・・・』 『あ。ゆっくり寝てて?? 僕、ご飯の買い物 行ってくるね。』 『うん。あ・・・、一緒に行けなくて、ごめん 遊。』 『いいよ いいよ。晃くん、大変だったんだし。』 よし。ダッシュで行って、帰ってこよう・・・! と、立ち上がろうとした時、 晃くんが顔だけこっちを向いて甘えたような声を出す。 『ゆー』 『え?なにー?』 『キスして・・・♡』 『え・・っ・・・////?』 『俺、キスしてくれたら元気になれる・・・・』 『・・・・っっ///// も、もー晃くんってば・・/////♡』 えへへ♡ 晃くん、僕のキスで元気になるんだって・・! 嬉しい・・・・ 僕も晃くんのキスで元気もらっちゃお♡ 屈みこんで、顔を近づけた その時・・・・

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