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贅沢な悩み☆24

* * * 晴臣・side * * * ───あ! そういえば・・・晃と遊は? 大丈夫だったかな? 『あははー。面白かったねー。』 『うん!』 あー。 あっちは平気だったみたい。 テンション高く、人目も気にせず 手を繋いでいる2人は今にも踊り出しそうだ。 うーん。 初めて、って言ってたのに・・・ やっぱり遊って、底知れないヤツだ・・・。 『晴臣さん、大丈夫?』 『顔色 悪いよ?』 と、心配しつつも 次のアトラクションに行きたくて ウズウズしてるのが丸分かりの晃と遊。 俺につきあわすのも悪いし お昼にまた合流する事にして 2対2に別れることにした。 『ごめん・・・英道。』 『いいよ、気にすんな。ゆっくり休め。』 『うん・・・・・』 そうして2人でベンチに座って ボケーっとしていると・・・・ 『あのー・・・』 と、声がした。

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