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酔っぱらいにゃんこ♡4

* * * 晃・side * * * ドサッと、急に力を失った遊の体が 俺の上に落ちてきた。 『え・・・・・・? 遊?』 『ぐー。』 『・・・え?え?ゆー?』 『ぐー。』 『・・・・・・・・・えー。』 『ぐー。』 ───寝てる? 『えぇ?これから いいとこなのに!ゆー!?』 『ぐー。』 嘘だろ~っ! こんなタイミングで寝ちゃうー!? ものすごいショックなんですけど・・・! すると遊がモソモソと動いて 俺の胸にしがみついてくる。 『うぅーん・・晃く・・ぅ・・・ん。』 『ゆー!?起きた?起きたっ??』 期待も虚しく すぐに規則正しい寝息が聞こえてきた。 あああ・・・ 寝ーてーるー・・・(泣)。 まだ、遊の後孔にあてているローターを クイクイと押してみるけど、反応なし。 ええい! こうなったら・・・! このまま突っ込んじゃおっかなー?! スイッチ入れたら そのうち起きるかもしれないし? 俺もムスコも ヤル気満々だし!? ・・・・なーんてね。 そんな事、出来ないよなぁ・・・。 泣く泣く諦めて、ローターを離して 上に乗った遊を、ゆっくり横におろす。 猫耳を外して、髪を撫でていると、 遊が にっこり笑った。 『ふふ・・・晃くん・・・好きぃ・・・』 『・・・・・・っ////!』 顔を覗きこむけど、目は閉じたまま。 寝言・・・かぁ。 寝言? 寝言で好き? ・・・・・・・・。 うがーっ!! かーわーいーいーっ! なんなの!もう! 可愛すぎるでしょーっっ!! ああ、もう仕方ない・・・ 今日はもう寝かせてあげよう。 気になることは、 色々たくさん、数えきれないほどあるんだけど それは明日 聞くとこにして・・・。 ベッドから降りると、風呂場へ直行した。 俺が何をしたかは・・・ 想像にお任せしまっす!

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