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酔っぱらいにゃんこ♡5

♡♡♡ 遊・side ♡♡♡ ───翌朝。 『んん・・・・・。』 目が覚めて、最初に思った事は。 んー? 体が・・・重い? あれ? 昨日、何かしたっけ・・・。 昨日・・・・ 昨日・・・・ あれ? なんでだろう・・・ 記憶が、曖昧・・・。 えーと。 確か・・・ 昨日はバイト先の本屋で改装作業があって。 本棚を配置を変えたり、 新書のコーナーを作ったり、 キッズスペースを作ったりと 1日お店を休業して、従業員総出で 強行軍で 作業したんだよね。 それから・・・・、 休憩室でお疲れ会をしようって事になって 何人かで買い出しに行って・・・ 乾杯して、しばらくはみんなと話してて それから、わりと早めに帰ろうとした・・ のは覚えてるんだけど。 その後は・・・? んー? どうも この辺からの記憶があやふや・・・。 誰かに何か言われたような? んー? なんだっけ? ふと、隣で寝ている晃くんに目をやり・・ いつものように抱きつこうと、 体を捻った時、なんとなく違和感を感じた。 あれ? 足に触れる布団が・・・ まるで、素肌に触れるような感触で。 え? 僕、何も履いてない?? 慌てて布団をめくって確認してみる。 『え・・・っ!?』 思わず、大きな声が出てしまった。 何も履いてない・・・事はなかったけれど。 もこもこの白いショートパンツに、 上も同じく白いモコモコのカットソー。 え? これって、確か・・・。 なんで・・・? なんで・・・? なんで、僕・・・・、 白猫の格好してるの────っ!?

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