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酔っぱらいにゃんこ♡15
♡♡♡ 遊・side ♡♡♡
・・・・・・・・・・え?
よ、四つん這い・・・!?
それは・・・
それは・・・!
は、恥ずかしいよぉ・・・っ!
『あ、あの・・・///晃くん・・・っ』
わたわたする僕を見て、晃くんは、
『うーん。そうだよね・・・恥ずかしいよね。
・・・ごめん、気にしないで?』
と、優しく笑う。
『・・・・・でも・・。』
『そんな泣きそうな顔しないで・・・。』
違───うっ!
泣きそうな訳じゃなくて・・・
僕は、晃くんのためなら、
何でもするって!出来るって!
そう思ってるのに・・・・!
ど、ど、ど、どうすれば・・・っ!
また、ぐるぐるしていると
晃くんも色々 考えていたらしく・・・
『んーと、じゃあさ。』
と、僕の隣に寝転んだ。
『上に来て?』
おいで、と 両手を僕の方へ広げてくれる。
『う・・・、うん・・・っ//////』
恥ずかしいのに変わりはないけど、
こっちの方が断然いい。
僕は晃くんを跨いで座り、胸にすがりついた。
すると、背中に回った手が、ギューッと
僕を抱きしめる。
『昨日もね・・・こうして遊を抱きしめてたんだ。』
『そ・・・そうなの///?』
『うん。なんか・・・こっちの方が
遊に負担が かからないのかなぁ・・・とか。
何となくだけど思ったんだ。』
『僕も・・・
晃くんが近いから、こっちの方がいい・・・。』
ぴったり くっついていると、
怖さも恥ずかしさも半減する・・・
気がする。
しばらく、そうやって抱きしめてくれていた
晃くんの手が、
ゆっくり ゆっくり下へと移動していく。
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