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誤解と誤算★38
* * * 遊・side * * *
『ね、遊。俺さ・・・。
もう・・これ以上はないってくらい遊の事、大好き。
なのに・・・好きな気持ちってさ、
どんどん増えて・・・溢れていくんだね・・・』
晃くんがポツリと呟く。
それは、さっきの僕とおんなじ気持ち。
『あ・・・・僕も、そう思った・・・よ///?』
嬉しい。
すごく嬉しい。
僕も どんどん溢れてる。
好きって気持ち。
『へへ。一緒だね。』
『うん。一緒。』
『あー、ヤバい。』
『・・・・また?』
『うーん。いや、ガマンガマン!』
『ふふ・・・いいのにー。』
『ダメ!今日は・・・ガマン!』
『晃くん、優しい~。大好き。』
『わー!やめて/////』
『好き好きー。』
真っ赤になった晃くんが、可愛くて愛しくて
やめてって言われても抱きついて
「好き」って何度も繰り返す。
そしたら、
晃くんに「明日になったら覚悟してよ?」って
悪戯っぽく囁かれた。
うん。
覚悟してる。
だから、
明日になったら いっぱい愛してね?
この言葉に
晃くんは しばらく悶絶していた。
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