475 / 761

誤解と誤算★39

* * * 遊・side * * * その後も、ずっと抱きあって、じゃれていた 僕たちだけど・・・さすがに空腹には勝てず、 お昼ご飯を食べるため、キッチンへと移動した。 今度は、僕も一緒に行く事はOKしてくれた晃くんだけど、やっぱり毛布でぐるぐる巻きにされてソファーに座らされた。 『ツラくなったら横になってね?』 『うん。』 キッチンへと歩いていく晃くん。 何を作ってくれるのかな・・・。 あまりしたことない経験にワクワクする。 時計を見ると、もう3時だった。 どおりで お腹が空くハズだよね。 『お待たせ!』 あっという間に出てきたのは、 蒲鉾とネギがのったシンプルな うどん。 ホカホカ湯気を立てる うどんは、僕の食欲を刺激する。 『美味しそう・・・。』 『いやー、スープは市販のヤツだから。』 『ううん。嬉しい!ありがとう、晃くん。』 『へへ、うん。食べよ!』 温かくて、美味しくて、夢中になって食べていたら 晃くんが じっと僕を見ているのに気がついた。 う・・・。 は、恥ずかしい・・・//// 『よかった・・・食欲も戻ったし  もう ホントに大丈夫そうだね。』 頬を撫でられて、一気に体温が上がる。 うどんより、毛布より、晃くんが 1番 僕を温めてくれる。 『う、うん・・///だ、だいじょぶ・・・』 『あはは。真っ赤。可愛いー。』 『も、もう・・・////』 『可愛いー。』 これは、さっきの仕返しなのかな・・・/// 「可愛い」を繰り返す晃くん。 それでも箸は止まらなくて、スープまで 飲み干した僕を、晃くんが頭を撫でて 誉めてくれた。 僕も、子供みたいに 晃くんに ずっと くっついて 甘えて・・・ 熱を出して こんなに幸せな日は 今までなかった。 晃くんが いてくれてホントによかった。 誤解も・・・解けたし、ね。

ともだちにシェアしよう!