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最強の来訪者☆35

* * * 英道・side * * * このまま のんびり まったりしてぇけど 一応、ハルの気持ちを聞かねーとな。 『ハル~。今日は どうする?』 『・・・・・』 『出かけるか?』 『・・・・・』 『ハル?』 『・・・・・』 ・・・・・・? 返事がないのを不思議に思って 顔を覗くと・・・・ 『ふはっ。』 寝てるし(笑) まあ、 それだけ疲れたって事か。 ・・・・・精神的に。 ベッドに連れていって 起こさないように そっと降ろしてやる。 うーん。 気持ち良さそうに眠るハルを見てたら 俺も眠くなってきたな。 『・・・・・・・・・・寝るか。』 隣に潜り込むと ハルが ピッタリくっついてきて 思わず笑いが漏れた。 『寝てる時は素直なのになぁ・・・・・』 あ、 今日は起きてても ギュウギュウ抱きついてきたっけ。 『可愛いヤツ』 20歳を過ぎてるとは思えない ぷくぷく ツルツルのハルの頬に指を滑らせ キスを落としてから 目を閉じた。 結局、どこにも行けなかったな・・・。 でも、 たまには こんな休日も悪くないか。 ☆ ☆ ☆ 「あ───っ!もう!外暗いじゃんっ!! なんで起こさなかったんだよっ!!」 夕方になって目を覚ましたハルは 怒り心頭であった。 (ちなみに俺は2時間でスッキリ起床) けれど、 俺が ゆーっくり時間をかけて作った とろとろ牛肉たっぷりの特製ビーフシチューと 昨日のケーキで イチコロにしてやった。 終わりよければすべてよし♪ 単純・・・・・いや素直で可愛い恋人と 晴れて親公認になれたことだし 俺にとってもハルにとっても いい休みだった♪

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