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イケメン王子の誘惑☆3

* * * 遊・side * * * デートって、なに!? いきなり何を言い出すの!? っていうか・・・・。 デート? 聞き間違いじゃないよ・・・・ね? 僕とデート? 『あの、念のために聞きますが・・・・  僕が男だって分かってます?』 『もちー♪分かってるよ!  抱き抱えた時に触りまくったからね。』 あくまでも爽やかに さらりと言う キラキラさんだけど言ってる事は スケベ親父みた・・・・ ─────っっ!! 『え・・・・っ!?・・さ・・さわ・・・・っ?/////』 触りまくったっ!? なにそれっっ?! 触られたの?僕・・・っ! 熱があったとはいえ、こんなヤツに 触らせたなんて・・・・! 恥ずかしさと怒りが 沸々と込みあげる。 フッと自分の周りの空気が冷たくなっていく感覚。 心なしか彼のキラキラも薄れていく。 『ん?・・・なんか急に寒くなった?』 『・・・・・・(怒)』 『あ、あれ?怒ってる?』 『・・・・・・・(怒)』 僕が怒ってる事に気がついたキラキラさんは 急に慌て出した。 『じょ、冗談!冗談だよ?  触らなくても男かどうかなんて  見た目で分かるじゃん!ね?』 『・・・・・・・(怒)』 『ホントにホントだから!  具合の悪い人に変な事しないよ!!ね?』 『・・・・・・・』 『信じて!ホントに冗談だから!』 『・・・・・・・』 ホントの冗談ってなに? ・・・・・・・・・・・・。 ・・・・まぁ、いいか。 終わった事だし。 覚えてないし。 それに 助けてもらったのは事実だし。 僕の怒りが治まったのが分かったのか、 キラキラさんは、またムダに爽やかなキラキラを 振り撒きながら僕に笑いかけてきた。 立ち直り早いな・・・。 『よかった・・・!信じてくれた?』 『まあ・・・、一応。』 『よかった!』 キラキラ! キラキラさんは それはそれは爽やかに嬉しそうに笑う。 うーん。 悪い人ではない・・・んだよねー。 (多分) 『じゃあ、改めて。俺とデートして?』 『・・・・・・・・はあ?』 また・・・・・っっ!! も!前言撤回っっ!!

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