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イケメン王子の誘惑☆4

* * * 遊・side * * * も、もー! なんなの、この人・・・・・! ちょっとでも “ いい人 “ かも、 なんて思った僕がバカだった・・・・っ! 『しません!』 『えー。なんで?』 『したくないからです。』 『えー、なんで?』 『なんでも!したくないんです!』 『あー。晃くん?』 『・・・・・・・・え?』 キラキラさんが、急に晃くんの名前を 出してきた。 嫌な予感がして ドキッとする。 『・・・・え・・・と・・・』 『晃くんに悪いから?』 『・・・・・えっ??』 『つきあってるんでしょ?晃くんと。』 『・・・・・っ!』 な、なんで・・・・知ってるの? この人。 僕と晃くんの事・・・・・・・・ 『あはは。図星だ!やっぱりねー。  ずっと うわ言で “晃くん” って言ってたから  そうなのかなって思ってたんだ。』 『・・・・・・え?』 『で、男の子とつきあってんのかなー?  って気になってた。』 『・・・・・。』 ど、どうゆう事だろ・・・・・・ たから、何が言いたいの?? 『なんか、いいなぁって。』 『・・・・・・・・いいな?』 『うわ言で呼んじゃうくらい好きなんでしょ?  それって、いいなぁって。』 『・・・・・・・・。』 あ、あれ? 悪い意味じゃないのかな・・・? え? やっぱり、この人 悪い人じゃ・・・・・・・・ 『あとさ、なんかさ、  具合 悪くて苦しそうな顔ってさ・・・・・  なんかエロいよね!』 『・・・・・・・・・・・・。はあ?』 『あのエロい顔見てから、ずっと  君の事が忘れられなくて・・・』 『・・・・・はあ???(怒)』 前言撤回!! なんなの!? なんなの、コイツ!! 相変わらず、キラキラしちゃって! 見た目は爽やかだけど 言ってることは変態じゃない?? 『ねー。だから、デートしよ?』 『・・・・・・・・。』 ふふ・・・・・ ふふふ・・・・ 殴って・・・・・いいかな?

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