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イケメン王子の誘惑☆20
* * * 遊・side * * *
イルカのショーが終わった後、
まだ見ていない大地さんのために
もう1度 最初から回って見ることにした。
僕も、ゆっくり見たいって思ってたし。
今度は王司さんも離れてるから、
ホントに 晃くんと2人みたいだし。
えへへ。
嬉し・・・
『わー!大地~、サメ~♪』
←小首を傾げて笑う王司さん。
『あ!エイだ~♪』
←相手の袖を引っ張る王司さん。
『わ!おっきい魚~♪』
←ガラスにへばりつく王司さん。
『・・・・・・・・・・っ!?』
くらっ
め、目眩が・・・・・・
これって・・・・・・
これって・・・
僕が晃くんに言ったまんま、
(つまり、あのメモのまんま)
なんじゃ・・・?
しかも、
目一杯、かわいく!しようとしてるのか・・・
かなり ぎこちない。
そして、キラキラが 鬱陶しい。
『えへへ~♡楽しいね~♡』
『・・・・・・・・・・っっ!!💢』
なにそれ!?
僕、そんな・・・・・・
そんなんじゃないもんっ!!
もーっっ!
やっぱり、
殴っちゃってもいいかなぁ・・・・!!
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