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恋のはじまり??☆38
** 中野・side **
『・・・もう いいよ。
それ言い出したらキリないし・・・。』
伊吹が モゾ・・・っと布団から顔を出す。
『うん。・・・ありがとう。
許してくれて、信じてくれて。』
『うん。俺も・・・ありがとう・・・///』
う・・・・//////
ど、どうしよう
ほわんと笑う伊吹・・・が・・・・・・
マジ、可愛い。
あー!キスしたい!
キスしたいっ!!
キスして
押し倒したいーっっ!
そんな俺に気づかない伊吹は、
「お腹空いちゃったなー」と勢いよく
起き上がった。
しっかり寝て、元気を取り戻したようで
青葉くんの作った お粥を食べて。
その間に、俺はマッハで風呂を沸かした。
『あれ?そういえば・・・青葉は?』
お粥を食べ終わって
やっと青葉くんを思い出したらしい(笑)。
だから、青葉くんが家に帰った事、
ちゃんと話して、つきあうようになったって
伝えた事、すごく喜んでくれた事、を教えてあげた。
『そっか・・・帰っちゃったんだ・・・。
悪い事しちゃったなぁ・・・』
『最初、怖かったけど いい弟だな。』
『うん。自慢の弟だよ。』
笑う伊吹の顔は「お兄ちゃん」の顔。
きっと青葉くんにとっても、自慢の兄貴なんだろう。
絶対、大事にするから。
伊吹と、青葉くんに誓う俺だった。
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