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恋のはじまり??☆40

** 中野・side ** そんな嬉しそうに「気持ちい?」なんて 聞かれるとさ・・・ 「うん」って言いたくなる・・・けどさ、 やっぱり・・・なあ。 『え、えと・・・くすぐったい・・・』 ここは正直に答える。 すると、伊吹は体を起こして 今度は 両手で乳首をコリコリ摘まみながら笑う。 『うん、そうだよね。最初はねー。  そのうち気持ちよくなると思うよ?』 『ふぅん・・・・・・・・・・・・・ん?』 最初は? そのうち? 気持ちよくなる? 乳首が? 俺の乳首が? ・・・・んん? どういう事? 俺が気持ちよくなって どうすんの??? ・・・・・・・・・???? 『ふふ♪ふふふっ♪』 楽しそうに、 俺の乳首を摘まんだり、引っ張ったりしている 伊吹の手を、思わず掴む。 『ん?どうかした?』 『えぇーと・・・あの・・・』 なんて言ったらいいんだ? 俺の不安そうな顔を見た伊吹は また嬉しそうに笑うと・・・・・・・・・ とんでもない言葉を言い放った。 『大丈夫っっ!!  痛くしないように最初は  俺も ゆっくり時間かけてするから。』 『え・・・・。え?・・・ええっ・・・っ!?』 ま、待って待って?? どういう事? どういう事? まさか・・・・まさか、まさか!? まさかと思いますけども!? 『い、いいい伊吹・・・・っ!どどどどっち!?  どっち? まさか まさか・・だ、抱く方なの?』 『ん?俺?んー、・・・ネコもイケるけど。  あ、もしかして中野くん、タチがいい?』 『タ、タチ・・・?ネコ・・・・?』 ・・・何語だよ!? 『あ、そっか。知らないよね?  えっとねー、抱く方がタチで  抱かれる方がネコって言うんだよー。』 『へ、へぇ・・・・』 そうなんだ。へー。 タチとネコってそうなんだー。 じゃなくてっ!! 『お、俺・・が・・ネ、ネコ?ネコなの?』 『ん?どっちでもいいけど・・・・』 そう言って、一旦 俺の上から降りた伊吹は 何の躊躇いもなく、俺のモノに触れてきた。 『んぎゃ・・・っ!な、なに・・・///// !?』 『いや・・・中野くん、俺相手に勃つ?』 『は・・・・・・はい?』 『だって、何回も言うけど  中野くんってノンケでしょ?  いきなり こういう事になって、  俺相手に勃つのかなーって。』 『・・・・ノ、ノンケ?』 『うん。あ、ノンケってノーマルの人の事ね?  で・・・・中野くんがタチでしたとして・・・・  いざ、って時にさ、  やっぱり俺じゃ勃たなくって無理!  なんて事になったらイヤだし、ショックだもん。  俺、中野くんと早くひとつになりたい・・・////  だから・・俺が・・タチの方が・・・いいのかなって・・////』 『・・・・・・・あ・・・・』 ああ、 なるほど。 って、なるか─────っ!

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