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恋のはじまり??☆46
** 中野・side **
大学に行こうと思ったら
あんまり ゆっくりはしていられない。
手早く片付けて、
2人で一緒にアパートを出て駅に向かって歩く。
『俺、バイト休んでたから
シフト変わるかもしれないから また連絡するね。』
『うん。
まだ、病み上がりなんだから無理すんなよー?』
『うん・・・///。あ、あとね?
あの・・・barのバイトなんだけど・・・・
やっぱ時給いいからさ、その・・・・・・』
『うん。伊吹は・・・
俺が守らなきゃダメな女の子じゃないしな・・・。
まあ、心配は心配だけど・・・信じる事にする・・・。』
『ありがと・・・///』
『うん。』
『じゃあ、・・・後でね。』
『うん。また後で。』
駅に着いて、手を振って別れた。
『後で・・・か。』
会いに行って よかったな。
自分の気持ちに気づいて よかった。
それにしても
ホント、俺ってダメダメだったな・・・。
そう思うと、遊と・・・
あの晴臣ってヤツにも(一応) 感謝だな。
まあ・・・・・・・
また会えたら、ケーキでも奢ってやればいっか。
あと、晃に色々 教えてもらおう。
俺は、今日の天気のような晴れ晴れした
気持ちで、電車に乗り込んだ。
しばらくして、スマホが震える。
見ると、伊吹からのメッセージ。
(昨日は会いに来てくれて ありがとう。
好きって言ってくれて ありがとう。
大好き。また後でね。)
『・・・・・・/////。』
あー、腰 抜けそう(笑)
なんて返事 打とうかな・・・と考えていたら
また伊吹から新しいメッセージが届いた。
お。
今度はなんだ?
ワクワクして見てみると・・・・
(今度、気が向いたら抱かせてね♪)
『・・・・・・・えぇぇ||||||』
あぁ・・・
腰 抜けそう・・・(泣)
俺の愛しい恋人は・・・見た目は女の子で
中身は男の子で・・・その他諸々 男で。
可愛いけど、男らしい。
〈 教訓 〉
見た目に騙されてはいけません(笑)。
まあ、
騙されるのも悪くないけどな♪
********** お わ り *********
おまけ に続きます♪
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