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おまけ☆2

** 中野・side ** 念のため。 聞いてみようかな・・・? と、思ったら晃が 『遊は白猫の服なんか着なくても  ホントのネコだったんだ~♡♡』 『そうみたいだね・・・えへへ////♡』 とか、言いながらイチャつき始めやがった。 『また、着てよ~♡白猫~♡』 『えー。うん・・・いいよ////♡』 『いえーぃ!!やったぁ~♪』 『もう、晃くんてば・・・////♡』 ああ、そう。 見たまんまな遊がネコな訳ね。 はいはい。 わかりましたー。 つーか・・・・ 『お前ら・・・・・』 ここ、食堂ですけど? みんな、見てますけど? 恥という概念はコイツらには無いのだろうか・・・。 俺の方が恥ずかしいんだけど。 そして、一頻り イチャついたら気がすんだのか 晃が俺を見て・・・・・・・・・ そして、意味ありげに ニヤリと笑った。 『ふふん♪まさかなー、お前がなー♪』 『・・・・・なんだよ?』 『いやいやー。ふふん~♪』 『・・・・・・・・・』 まぁ、言いたい事は分かるよ? 『・・・俺もビックリだよ。  まさか自分がな・・・・。』 『でも、好きなんだよね?』 ───と、遊。 『うん・・・・・・・・・・好き。』 『うわぉ!キモッ!』 ───これは、晃。 『キモくねぇ!晃、てめー 今度ツラ貸せよ。』 『へ・・・?なに?なんで?』 『あっちの事。色々 教えろ。俺に////!』 『うわぉ!キモッ!』 『キモくねぇ!』 『よーし!いいよ!  俺、テクニシャンだからビビるよー?』 『はあ!?嘘つくな!バーカ!』 『嘘じゃないもーん。ね?遊。』 『え~?えへへ~////・・・ねー?♡』 『・・・・・・・・・。』 遊っっ!? ・・・否定せんのかいっっ!! ホンットにコイツらは・・・。 『ま、何でも聞いて!  いつでも相談にのるからさ♪』 『・・・僕も~♪』 それは、嘘偽りのないホントの言葉。 長いつきあいだから それがよく分かる。 『晃・・・遊・・・・・サンキュ。』 晃と遊を間近で見てなかったら ・・・俺は多分、伊吹とはつきあってなかったと思う。 偏見はない・・・とは言ったけど、 自分が そんな事になるなんて考えもしなかったし。 例え、好きって気持ちがあったとしても 「男」だから、って それだけの理由で 恋愛に発展することなんか無かっただろう。 ホント、マジで 感謝しなきゃ、だなー。 とか、イチャつく2人を眺めつつ ぼんやり思っていたら、スマホが震えた。

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