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最高のプレゼント☆5
** 遊・side **
初めての夜はものすごく緊張した。
お互い、初めてだったし
触りっこ////みたいなのは
何度かしてたけど
最後までは シてなかったから、
2人ともガチガチで
ぎこちなくて恥ずかしかった・・・な////
でも、すごく嬉しくて
すごーく幸せだったなぁ・・・///
そっかぁ
あれから1年経ったのかぁ///
晃くんと一緒に住み始めて
今までにないくらい穏やかな毎日。
僕は 今、幸せだよ。
僕の運命の人が晃くんで よかったって
ホントにホントに思ってるよ。
ありがと・・・・・
『遊、顔が緩んでる。』
晴臣さんの呆れた声に ハッと我にかえった。
『っ・・・・・あ、あの・・・っ・・/////』
『はいはい。ラブラブですねー。』
『・・・っそれは・・・・/////、晴臣さんもでしょ?!
プレゼント買いにくるくらいだしっ!』
『・・・・っっ、は?お、俺は・・・っ・・その・・・
う・・・・・、うっさいな・っっ・・・/////!』
『はいはい。ラブラブ~♪僕と一緒~♡』
『・・・うっ/////あ、あああ!こ、ここ!!
この店、入ろうっ!』
照れ隠しだろう、無理矢理 引っ張られて
目の前の雑貨屋さんに入った。
『えと、晴臣さん・・・・・ここ・・・』
『あ・・・・・ああ・・・あれ?』
店内は、ピンク、レース、花柄で
埋め尽くされていて 店員もお客も女の子だらけ。
男2人は明らかに場違いな雰囲気だった。
『で、出よ・・・っ!』
『お、おうっ!!』
今度は僕が晴臣さんを引っ張って
慌てて外へ飛び出した。
『あー、びっくりした・・・・・』
『心臓、バックバク・・・・・・・』
『他のお店、探そっか』
『そうだな・・・・・・・・・』
と、目を前に向けると
トボトボと歩いてくる中野くんを見つけた。
あれ?・・・1人?
あの、コンビニの人は 一緒じゃないのか~。
あ、今から会うのかな?
『中野くん?』
声をかけてみたら、なんだか元気がない。
晃くんがいないのと晴臣さんを見て
不思議そうにしてるから
紹介したら・・・・・「子守りか?」とか言うし。
中学生とか言っちゃうし。
そしたら当然、晴臣さんが怒り出して・・・
ケンカが始まったら どうしようと焦っていたら
中野くんは、どうやら深刻な悩みごとを
抱えているらしく、
晴臣さんの「人を見かけで判断するな!」の一言で
ショックを受けて・・・・・ガックリ項垂れてしまった。
『と、とりあえず どこかに入ろっ!』
中野くんの悩みを聞くために
コーヒーショップへ移動。
『おーし、お兄さんに話してみ!?』
『・・・・・・・・・なんなの?コイツ・・・』
『・・・・えーと・・・・なんだろうね・・』
なぜか、やたら張り切っている晴臣さんを
宥めながら、話を聞く事にした。
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