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最高のプレゼント☆6

** 遊・side ** 中野くんの話は 例のコンビニの人・・・伊吹さんと クリスマスに再会してから別れた日までの事。 『そっかぁ・・・』 『・・・・・・・うん』 んー。 別れたって言ってるけど、 中野くん・・・受け入れられてないよね? すごく落ち込んでるし・・・・・ 自分の気持ちが分からないって言うけど 気づいてないだけ、って気もする。 っていうか・・・・・・多分、いや 間違いなく 好き・・・だよね? まずは・・・・・・ 『ハッキリさせなきゃいけないのは  お前の気持ちだろ?』 僕が言いたい事を 直球ストレートに中野くんにぶつける晴臣さん。 あまりに ストレート過ぎて、 中野くんの怒りをかってしまって・・・・ またもや、ケンカしそうな雰囲気に焦ったけど 何とか落ち着いてもらって・・・ 僕も晴臣さんの意見に賛成なのと、 一刻も早く会いに行った方がいいって伝えた。 さすがに、僕と晴臣さん2人に言われて 納得した(らしい)中野くんは 伊吹さんに会いに行く気になってくれた。 結果は・・・・ 次に会った時の顔を見れば分かるかな? あ、そうだ! ひとつ、お願いしとかないと。 『あの、中野くん。』 『ん?』 『今日、僕が晴臣さんと一緒に居たこと  晃くんには内緒にしててくれる?』 『・・・・え?あ、ああ。』 『早く行けよ!バカ野!』 『るっせーな!誰がバカ野だよっ!』 『バーカバーカ。バカ野ー。』 『はああっ!?てめ・・・・っ!』 あああ・・・・・ また始まった・・・。 もー、まったく、この2人は・・・(怒)。 『・・・中野くん。早く行く。  晴臣さん、いい加減にして。』 ヒョオオオオオオオ・・・。(←冷気。) 『うっ・・・い、行ってきます!』 『さ、寒っ・・・!、???が、がんばれよ~!』 『おう!またな!遊、サンキュー!』 走り出す中野くん。 よしよし。 頑張ってね、中野くん。 きっと うまくいくから。 (そんな気がする) さて、今度は僕の番。 あー、プレゼント・・・ 何にしよう! 人の悩みを聞いてる場合じゃなかったぁ・・・(涙)

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