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最高のプレゼント☆7
** 遊・side **
まずは、
買いたいものが大体 決まっている
晴臣さんのプレゼントを買うため
文房具や雑貨がある お店に向かった。
晴臣さんが名刺入れを吟味している間に
僕も、ブラブラと店内を歩いて見る事に。
えーと。
確か、晃くんが欲しい、って
言ってた物は・・・
クリアファイルと、
蛍光ペン、
方眼ノート。
・・・・って
実用品ばっかり・・・
これは
誕生日プレゼントには ならないなぁ・・・・
『ん~、他には・・・・なにかあるかな・・・』
晃くんが喜んでくれそうなモノを求めて
どんどん奥へ奥へ歩いていくと・・・
『あ。』
水色のショルダーバッグが目に留まった。
これ、好きっ!
わあ~!い、いいかも・・・!
大きさも大学に持っていくのにちょうどいいし
色も すごく きれいだし、
手持ちも肩掛けも出来るんだ・・・!
わあ~!!
すっごく いいっ!!
興奮して、手に取り
細かい所もチェック。
『うわぁ・・っ♡』
やっぱり、いい!
中も外もポケットや仕切りがたくさんあって
使いやすそう!
うんっ!これだっ!!
これにしよーっ!
素敵なモノに巡りあえて嬉しくなった僕。
でも、ここは冷静に値札を確認。
(安すぎたら質が悪いのかって疑っちゃうし
高すぎたら 買えなくなっちゃうし💦)
ドキドキ・・・・!
『─────っ、予算内っ!!』
やったーっっ!!
『遊。あ、もしかして見つかった?』
晴臣さんが買い物を済ませ、傍にやって来た。
僕が手にしているバッグを見て、
『おー。それ、いいじゃん。』
なんて言ってくれて ますます嬉しくなる。
『うん♪なんかこれさぁ・・・
晃くんっぽくていいと思わない♡?』
『・・・・・・・・・へ?
あ・・・晃っぽい・・・?それ が??』
『うん♡晃くんみたいだよー。
だから晃くんに似合うと思うんだー///♡』
晃くんが、このバッグを持ってるところを
想像するだけで顔がニヤけちゃう////。
『・・お・・お前って・・・・いや、まあいいや。
遊がいいと思ったんなら、いいんじゃね?』
『・・・???うん!レジ、行ってくるね♪』
『おー。』
うわ~♡うわ~♡
いいもの見つけちゃった・・・!
キレイにラッピングしてもらわなきゃ!
急いでレジへ向かう。
そんな僕を見送りながら
『 そんなに晃が好きかぁ・・・。
カバンが晃っぽいって・・・謎。
俺には 分かんないや・・・。』
とか、呟いていたのは知るよしもない。
兎にも角にもプレゼントが決まって
ホッと胸を撫で下ろした僕なのだった。
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