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最高のプレゼント☆8

** 遊・side ** 『決まってよかったな♪』 『うん。晴臣さんも。』 新見さんのための お酒と おつまみも買って あとは帰るだけに なった僕たちは 駅までの道をのんびり歩く。 もう 日が暮れて暗くなってきてる。 普段なら帰宅ラッシュの時間帯だけど ・・・電車が混んでないといいなぁ。 平日じゃないから いつもよりはマシかな。 そういえば・・・・・・・・・ 僕はもう1人で電車に乗れるようになったけど 晴臣さんは大丈夫なんだろうか、と 急に心配になってきた。 んー。 一緒に晴臣さんちの最寄駅まで行った方がいいかな。 うん、そうしよう。 そう決めたら、気持ちが楽になった。 そこまでしなくてもいいのかもしれないけど なんだか、見た目からなのか・・・ どうしても、僕の中で晴臣さんは 弟扱いになってしまう。 年上なんだけど 年上らしく振るまおうとしてるのが 可愛いっていうのかなぁ・・・・・ なんて言ったら、 絶対に怒られるから言わないけどね。 『あ、そうだ。また、4人で どっか行こうな。  泊まりでもいいしさー。』 『わぁ、それって旅行ってコト?  うんうん、行こう♪』 『・・・今からだと夏休みかなー?  さすがにGWは もうホテル取れないだろうし。』 『あー、そうだね~。』 『英道にも いい所ないか聞いとく。』 『うん・・・・・』 『ん?どっか行きたい所あんの?』 『あの・・・去年、行った温泉がすごく  いい所だったなーって思い出して。』 『温泉 !?おおー、いいじゃん!』 『でも、山奥で 周りになんにもないんだけど・・・・  それでもいい?』 『えー、全然いいよ!  なんにもない方が のんびり出来るじゃん。』 『そう?あと、遠いんだけど・・・。』 『いいよ。何とかなるだろー。』 『うん!』 『じゃあさ、GWはうちに泊まりに来いよ!  色々 決めようぜー。』 『うん。わー、楽しみ♪』 すごい・・・・・! 晃くんの誕生日の次は、また晴臣さんたちと 楽しい予定が出来ちゃった・・・・! よーし! またバイト頑張って、お金 貯めなきゃ。 こういう楽しみがあると、頑張れるよね。

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