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夏休み4人旅☆5

** 晃・side ** (やっと)リビングに入って、落ち着いて座って コーヒーを飲んで、温泉の話で盛り上がって 時間はあっという間に過ぎて・・・・・いよいよ出発! 『よーし、行くか。』 『『『はーい!』』』 『忘れ物、ないな?』 『『『はーい!』』』 やっぱり、お父さんみたいな新見さんが 家中の戸締まりを確認して回る。 あの後は、晴臣さんとケンカはなく、 俺は 留守番を免れ、ホッと一息。 晴臣さんは 大量のおやつをカバンにつめ込み、 ほくほくの笑顔だ。 ☆ 『僕、夜行バスって初めて。』 『俺も初めてー。』 『俺も俺もっ!』 『俺もだなー。』 電車で最寄りの駅まで移動して、 そこからは歩きで 夜行バスの バス停を目指す。 『なんか、ワクワクするね~。』 『うん。楽しみー!』 初めての夜行バスにワクワクする俺たち。 『俺!絶対 寝ないっ!ずっと起きてるっ!  つきあえよな、英道っっ♪』 『・・・・ほー。まぁ、頑張れ。』 なぜか寝ない事を高らかに宣言する晴臣さん。 そうこうしているうちに バスがやって来るのが見えた。 『わー!来たっ!』 『来たっ!来たっ!』 喜ぶ俺と晴臣さん。 反発もするけど、気は合うんだよな。 仲良く、なんて簡単簡単♡♡ さて。 いよいよ、出発です♪♪

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