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夏休み4人旅☆33

** 晃・side ** 『んなっ ?!な、なんで・・・っ !?』 は、は、晴臣さんんっ!? なんで、晴臣さんが ここにーっ !? なんで、同じ布団にーっ !? 『な・・・な・・・なんでっ !?なんでっ !?』 そんなバカな! これは夢だ! そして、見間違いだ! 頬っぺたをバシバシ叩いて、目を何度も擦る。 でも、目の前で寝こけているのは・・・・・・ やっぱり、どう見ても・・・どう見ても何回 見ても 晴臣さん。 『うそーっ !!なんでだー !!』 っていうか、遊はどこへっっ !? 『うがーっ!起きろ!起きて!晴臣ーっ !!』 『んー、んん・・・うるさい・・・晃ぁ・・・・  ・・・・・ん?ん? ・・・・・・・・・晃?え??!』 晴臣さんの目がパッチリ開いて俺を捉えた。 『わーっっ !!晃っ !!』 布団の上をすごい勢いで後退っていく晴臣さん。 『なんでっ !?なんでお前が・・・俺の布団にっ !?』 と、まるで犯罪者でも見るような目で俺を見てくる。 失礼な・・・・・! 『なんでって・・・こっちが聞きたいわっ !!』 『え?えぇ !?なに?なんで?英道はっ !?』 『知らんわっ!つーか、ゆーっっ!!  どこぉ!?ゆーっっ!!』 力の限り、大きな声で遊の名前を叫ぶ。 ───すると、襖が ゆっくり開いて・・・・ 『呼んだ?』と、ひょこっと遊が顔を覗かせた。

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