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夏休み4人旅☆37
** 晃・side **
『わー!口、でかっ!』
『すごい牙~!』
ライオンが肉に かぶりつく姿に
はしゃぐ晴臣さんと遊。
『な、英道!今の見た?』
『晃くんも、見た?』
『ああ。』
『見たよ♪ 』
大興奮の2人に思わず苦笑がもれる。
その後も 熊やトラ、
ほかの草食動物にも餌をあげたり、
ふれあいコーナーで
うさぎやモルモットたちと触れあって
写真も いっぱい撮って大満足で 体験バスを降りた。
『あー!面白かったね、遊 ♪ 』
『うん!楽しかったね、晃くん ♪ 』
いつもと比べて、かなりテンションの高い遊に
俺も楽しくなって、つい手を繋ぎそうになって
慌てて手を引っ込める。
───と・・・遊がそれに気づいて
くすくす笑って手をぎゅっと握ってきた。
『誰も気にしないよ ♪ ね?』
『・・・・・うん////!』
なんか、いつもと逆だな・・・///
でも、こういうのも悪くないな・・・・////
『あー!餌やってたら腹減ったぁ・・・・』
晴臣さんが お腹を押さえて天を見上げる。
『お前な・・・・・・』
それを呆れたように見ていた新見さんだけど
『・・・・・まぁ、お前らしいっちゃお前らしいか。
───よし!じゃあ昼メシ 食うか。
食ったら隣の遊園地に行ってみるか?』
『遊園地?!行きたいです! 』
『僕も~!わー、楽しみ ♪ 』
『遊園地もいいけど、まずは昼メシッッ!!
メシ行こう!メシーッッ!!』
『はいはい。』
若干1名 違うところで盛り上がってるけど・・・
ま、いつもの事だよね・・・。
おし!
昼からも 思う存分、楽しむぞーっ!
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