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夏休み4人旅☆47

** 晴臣・side ** ───とはいえ。 人前で抱きしめられるのは・・・ ちょっと・・・//// あと・・・・ あと・・・・ ・・・・・やっぱり・・・・ 『ひ、貧乳 言うなっっ!  男なんだから胸なくて当たり前だろっ !?』 周囲の人の視線を感じながら 俺は 小声で英道に 悪態をつく。 でも、英道は そんな事 気にもしてないらしく ますます俺をキツく抱きしめて おでこに軽く触れるだけのキスを落としてきた。 『・・・・んなっ////!・・おま・・っっ//////!』 『そうだな?当たり前だ。  その、当たり前のハルの胸が・・・俺は いいんだよ。  巨乳なんか クソくらえだ。』 『・・・・・っ、ひで・・・みち・・・・/////』 『さっき、俺が喜んでたのは  いつもと違うハルが見れたから。  あくまでも ハルだから、だ。  女の方がいいなんて、これっぽっちも思ってねー。』 『・・・・・・っ・・・/////』 もう1度、おでこにキスをしてから 英道が そっと離れた。 『分かったか?』 『・・・・・う////、うん・・・/////』 『よし。・・・で?とうもろこしだっけ?』 英道は 満足げに 優しく微笑むと俺の手に 指を絡め 屋台の方へ歩き出す。 う・・・っ・・///// なんだこれ・・・///// カ、カッコいい・・・//// 英道がカッコいい・・・///! すっごいドキドキする・・・//// なんか、 英道が やたらナンパされるのが ちょっと分かったような・・・・・・・・・ 多分、見た目もだけど 内面のカッコよさとかも 滲み出てるから、なのかな・・・? なんて 変に納得してしまった俺。 だけど・・・・・ そんなモテモテの英道が好きなのは・・・・俺。 俺、なんだ。 嬉しくて、胸が・・・・切なくて、痛い。 英道の大きな愛に比べたら 自分の悩みが 如何に小さかったか 自分が 如何に子供だったかって事を 思い知らされて・・・・・・・・・ 見た目なんて関係ないんだよな。 俺は・・・・英道と心で繋がってる。 これは、誰にも負けない。 だから、もう くだらないヤキモチとか 嫉妬とか やめにしよう。 見た目なんて もう気にしない・・・ 『あっのぉ~。おひとりですかぁ?』 とうもろこしの屋台に並んだ途端 浴衣をだらしなく着くずした肩むき出しの女が 英道に声をかけてきた。 どうやら 少し後ろにいる俺は目に入っていない模様。 『おひとりなら~♡一緒に回りませんかぁ??』 『────っ!?』 なぬっ!?💢 なんだ、コイツッッ!!💢 『ねぇ~♡♡?』 媚びるように 英道に近づいてゆく女に たった今 誓った 決意が・・・・・・・・・ ガラガラと音を立てて崩れた。 ムカーッッ! ムカムカムカーッッ💢!! やっぱり・・・・・・許せんっっ !!

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