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夏休み4人旅☆49
** 晴臣・side **
『英道っ!たこ焼き!あ!クレープ!』
『お前・・・まだ食うのかよ・・・』
英道は うんざり顔だけど、俺は 超 楽しい。
焼きとうもろこしに、りんご飴、
かき氷(苺味 練乳たっぷり)、焼きそばを平らげ
まだまだ余裕 ♪
目指すは・・・・
『やるぜ!屋台制覇!』
ふはははっ!
燃える!
『それは いくらなんでも無理だから
腹こわすから やめなさい。』
せっかく 燃えているというのに
英道が やんわり止めてくる。
『えー?大丈夫だって~!』
『見てる俺が胃もたれしそうなんだよ。
・・・それに。』
『・・・それに?』
何か言いたげな口ぶりに足を止めて 英道を見上げる。
『屋台の食いもんもいいけど?
俺のを食って欲しいなー。』
『へ・・・・・・・?』
俺の・・・?
俺の・・・? 英道の?
食って欲しいって・・・何を?
・・・・・・・???
意味が分からない。
『なに?英道の何を食べるんだ?』
『んー?何って・・・・』
そこで、ニヤッと笑った英道は 俺を抱き寄せ
人並みから外れると
後ろに回した手で 俺のお尻を すーっと撫でた。
『んぎゃっ・・・・////!!
な!?何してんだよっ///// !!』
『なー、ハル。ここで 俺の食って?』
お尻を撫でていた指が
さわさわと真ん中へと移動していく。
え・・・・・!?
く、食って って・・・そっちの意味 !?
慌てて離れようとする俺に 英道は
そうはさせまいとますます力を込める。
力の差は歴然で・・・びくともしない体。
そうこうしている内に
指が お尻の孔に ぐりぐり入り込んできた。
『ぬわっ・・・////!?ちょっ・・・///
何して・・・どこ触ってんだ!このバカ////っっ!!』
必死に 暴れてみても どうにもならなくて。
『なー、ハル~♪』
いたずらっ子みたいに笑う英道。
本気なのか?
冗談なのか?
どっちだ、これ!?
・・・・分かんない。
分かんないけど、どっちにしろ
この状況はマズい!
『ハルー ♪』
(ぐりぐり)
『・・・・・・に”ゃ///////っっ!!』
この・・・・っ!
『お前ぇ・・・////、いい加減に・・・・』
こうなったら頭突きでも かましてやろうか・・・
物騒な考えが頭をよぎった、その時
ドーンッ!
と、大きな音が鳴り響いた。
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