8 / 761

大好きなのに・・・☆7

その後、悪魔から通常モードに戻った店長は “ 俺が下手くそだったんだ ” と勝手に結論づけ、 色々な事を教えてくれた。 『よく我慢してるよなー、お前相手に。』 嫌みも忘れず。 『ま、サルから やっと 人間になれたんだ。 うまく やれよ。』 『はいっ』 何か・・・ とんでもない事があった気がするけど 結果オーライ? だよな? ・・・だよね? てか、店長って親切だよな・・・ バイトに入って そんなに間もない俺に あんなコト・・・・・ あんな・・・・・ 『あの、店長・・・・』 『ん?』 『あの、まさかとは思いますが・・・・ 俺のこと好き・・・・なんて・・・・』 『・・・・・・・あ?俺が・・・お前を?』 『は、はい・・・・』 じゃないと あんなコト・・・・ 『あ~き~ら~(怒)』 『はい?─────っっ !!』 ゴゴゴゴゴゴゴォォォォォォ! ああああぁぁぁ! ど、どす黒いオーラが―――っ !! 『俺が・・・・なんだって・・・?(怒)』 『ひぃ!な、な、何でもないですっ! ごめんなさい!俺の勘違いでしたっっ!』 『・・・・ふん。まあ、いいだろう、 めんどくせーし、早く帰りてぇし』 一瞬で 黒いオーラが消えた。 あー、めっちゃ怖かった・・・・・・・ 怖かったよぉ・・・・・! **** 帰り支度を済ませ、店を出る。 鍵をかけながら店長が 『お前、明日はバイト来いよ?』 『はい!来ます!』 『即答かよ・・・』 『・・・・・はい?』 『まー、そこがお前のいい所か』 『・・・・・はい?』 『めげない所』 『はいっ!』 ・・・そう! 俺は前しか見なーい !! めげない!そう思うと 何もかも上手くいく気がしてきた。 早く遊に会いたい。 エッチより何より ぎゅーって抱きしめたい。 『店長!ありがとうございました!』 『おう。』 『さようなら!また明日!』 『・・・・・・小学生か』 店長に 頭を下げ、くるりと向きを変え 走り出そうとして・・・・止めた。 うーん、 お尻がヒリヒリする・・・・。 店長・・・やっぱ スゲーな。 バイで変態でタラシで・・・・・ あと ドSと悪魔を、追加しなくては。 うん。 さ、帰ろ――――っ♪ ルンルンで歩く俺を見送りながら 店長が呟いていた。 『あいつ、アホだな。』

ともだちにシェアしよう!