22 / 761

大好きだから・・・☆1

―――さて、どうしよう。 店長と別れた後、 帰りの電車で 俺は悩んでいた。 1つ 解決したらまた 1つ。 悩んでばっかりだな・・・俺。 こう毎日 悩んでいたら、 そのうち禿げそうな気がする・・・ 『はぁ・・・・・・』 今度は、前立腺を探せ・・・ か。 別に、 店長に報告する義務はないんだけど しなきゃ何されるか・・・! 店長が怖い オーラが怖い やらなきゃ・・・・多分 殴られる! 『はぁ・・・・・・・・』 でもなぁ・・・遊になんて言うよ? 「店長に言われたから前立腺、探したいんだっ!協力して !? ( てへっ ) 」 ――――って? ・・・・・・・・・・・ いや いや いや ない ない ない うーん・・・・・ どうしたもんか。 うーん・・・・・ ん? ・・・・待てよ? 別に・・・遊に店長の事 言わなくても 普通にエッチして、さりげなく 探せばいいんじゃない? 店長に怯えすぎて 思考能力ゼロだったな、俺。 よしよし、早く帰ろ~。 とりあえず、帰ったら 今日も ぎゅーッしよ。 遊、待っててね~! *** 到着~。 『たっだいま~。』 『おかえりなさい。』 ぎゅーっ。 『ゆー、会いたかったー!』 『ふふっ、夕方まで一緒にいたのに?』 『でも 会いたかったー』 『ふふっ、僕も』 ああ・・・・幸せ ♪ 『お風呂 沸いてるよ』 『うん。遊は?』 『まだ・・・ 一緒に 入ろ? ////』 『もちろん~ !』 ほぼ、毎日 一緒に入ってるのに、照れる遊が・・・超かわいいんですけど! ああ・・・・幸せっ! 楽しいお風呂タイムが終わったら、 手を繋いで 俺の部屋へ。 ちなみに、俺の部屋は洋室。 遊の和室より、少し広い。 だから、ベッドをダブルにして ほとんど 俺の部屋で一緒に寝ている。 『遊・・・・・・・』 ベッドに腰掛け、まだ ほんの少し 湿り気の残る髪に触れる。 ふわふわの柔らかい髪。 そのまま、撫でていると 遊が気持ちよさそうに目を閉じた。 その仕草に・・・・吸い寄せられるように、 キスをした。

ともだちにシェアしよう!