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大好きだから・・・☆7

―――― 次の日。 俺の必死の説明に、何とかわかっては もらえた・・・・と思う。 でも遊は・・・きっと まだ怒っている。 と、いうのも・・あれから遊は、 フラフラと自分の部屋に戻って行って しまったから。 朝も、起きたら いなかったし、 大学でも いつもは隣にいるのに、俺より後に教室にやって来て、離れた場所に座ってしまう。 『はぁ・・・・・』 『よぉ、晃』 机に伏せていた顔を上げると、高校からのクラスメイトの中野 透が立っていた。 『お前が1人なんて珍しいな』 『ああ・・・・うん。』 『ケンカかぁ?』 『うん・・・・まぁ』 遊とつき合う前は、結構つるんでたヤツだ。 気心は知れている。 『何やったんだよ?』 『・・・・・・・・・・・』 いや、だからと言って 言えませんが。 『ん?・・・・・何か・・・寒くね?』 『・・・・・え?寒い?』 まさか! ちらりと遊の方を見ると・・・ 『・・・・・・!』 遊の周囲でブリザード発生中。 『うわ・・・篠宮が すっげー怖い顔で こっち睨んでる・・・・・!』 何かを感じとったのか 「じゃあな」と、言って 中野は そそくさと逃げていってしまった。 遊も中野がいなくなると、フイっと目線を反らして、教室から出ていってしまった。

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