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大好きなので☆4
もう、こうなったら ハッキリ言わないと!
『あのっ・・・・・・!』
『ちょっと、待った!まだだぞ?
まだ、断るなよ?』
『・・・・・・はい?』
『・・・・よし、そうだな・・・・。
時間は、そっちの都合も多少は 聞くからさ』
『・・・・・・はい?』
『でもなー、出来れば 金・土は、出て欲しいんだけど無理か?』
『や、いえ・・・あの・・・・』
『ん?とりあえず2時間でも いーぞ?』
『いや・・・違くて、あのっ!』
『・・・・・あぁ?これでもダメとか、お前、どんだけ条件厳しいんだよ。なめてんのか。』
『・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・』
えー。
もう嫌だ・・・・・
何、この人・・・
人の話、聞いてないし。
口、悪いし。
人の話、聞いてないし。
人の話、聞いてないし。
──── でも。
・・・・・何か、
晃くんが この人に振り回されてる姿が目に浮かぶ。
いつも こんな感じなんだろうなぁ・・・・
想像したら、おかしくて。
何か・・・もう いいや、って思えてきた。
『・・・・・ふふっ』
いきなり笑いだした僕を見て、怪訝な顔をする店長。
『なんだ?お前』
『はは、すみません・・・・!
僕、篠宮 遊って言います。えっと・・・・志田 晃くんの・・・・・・・・・・・』
えっと・・・・なんて言おう。
晃くんの・・・彼氏?
か、彼女じゃないよね・・・・?
『晃・・・・・?─────あっ!あっ!
遊って・・・・そっか!
お前が晃の恋人くんか!』
こ、恋人・・・・くんって・・・・・・///
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