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大好きなので☆6

・・・・・あれ? 一緒に帰れ、って言った? え? もう 晃くんがバイトに来る時間 !? 慌てて、時計を見ると・・・まだ4時前。 あれ? 今日は 4時限までだったから・・・晃くんは まだ、大学にいるはず・・・・。 僕が、今から大学に向かった方が 時間的にちょうどいい気がする。 『あの・・僕、大学に戻ります』 『ああ?いいから まだ、いろって』 『え・・・・でも・・』 『座れ』 『いや、時間的に・・・僕が行った方・・・・が』 『座れ』 『・・・・・・・・・・・』 えぇ・・・? なにそれ・・・ っていうか また人の話聞いてないし。 すると、裏口から誰かが入ってきた。 『ちーす』 『おー、お疲れ』 ・・・・・・・・誰? 思わず立ち上がる。 『こいつ、厨房担当の村田』 『ちーす。新しいバイトの人っすか?』 『あ、こんにちは。僕は・・・』 バイトの人じゃ ありません、と続ける前に すかさず、店長さんが割りこんできた。 『それが違うんだよ!こいつ晃の彼氏くん!』 『えー!志田くんの彼氏?この人がっすか?』 『そーそー』 『へー、ホントにいたんっすねー』 か、彼氏くん////? え。ホントにいたって・・・どういう事? 固まる僕を無視して 2人な会話は進んでいく。 『おー、お前さ、何か作れや』 『いいっすよー。何 作りますか?』 『彼氏くんと晃の晩飯。』 『はいっ!了解っすー!』 店長さんに言われるがまま、 その人は厨房へ消えていった・・・・ って! 『え・・・??ええっ !?』 ちょっと待って !? 今、晃くんと僕の晩ごはんが どうとか 言わなかった? 『あ、あの・・・っ !!』 慌てて、店長さんを見ると、店長さんは僕が座っていたイスを 指さして、 『すぐ出来るから。座って待ってろ』 『え・・・・いや、そんな!悪いです!』 『すーわーれ』 『や・・・でも・・・・』 『うっせーな。おすわり!』 『・・・・・・・・・・』 僕・・・・・・犬じゃないからっ!!

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