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夏休み☆15

すごく・・・! すごくだって・・・!うわぁ! 嬉しくて、顔中にキスを落とす。 イッた後で、感じやすくなってるのか、遊は クスクス笑って 身をよじらせる。 どうしよう! かわいい・・・・! 好きっ!もー、好きっ! エッチした後の甘ったるい雰囲気とか この気だるい感じとか・・・ホント大好き・・・! っていうか、要するに 遊となら、なんだって どんな事だって 好きっ! 本当は、ずっと イチャイチャしてたい所だけど・・・・・・店長が・・・帰ってきたら マズい。 遊が動けるようになったところで、シャワーを浴びに浴室へ。 ここで、お姫様抱っこでも出来たら カッコいいんだろうなぁ・・・ ジムにでも通うかな~? いや、ジムに行く時間があったら 遊と一緒にいる方がいいよね! うん。 さっぱりして、店長が戻って来なかった事に、ホッとしながら 遊の部屋へ。 布団を敷いて、並んで横になる。 『晃くん・・・・僕・・・、 1時まで起きてられないかも・・・・』 横になった遊を見れば、今にも くっつきそうな瞼を一生懸命 開けようと頑張っている。 その仕草がまた、かわいくて・・! 髪をすき、頭を撫でながら、 『寝てもいいよ。』 と、布団をきちんと掛けてから、額にキスを落とす。俺の言葉に安心したのか、 『・・・・ぅ・・ん・・・・』 ふっと・・・体から力が抜けて、すぐに寝息をたて始めた。 おやすみ、遊。 正直いうと、俺も横になったら すぐに寝ちゃいそう・・・ そっと和室から出て、ダイニングのソファに戻ってテレビをつけた。 特に観たい番組はない。 っていうか・・・遊の側で寝たい。 『あー、もう・・・っ!』 何で、待ってなきゃいけないんだか。 合鍵かぁ・・・ 渡したら楽になる・・・かな? いや いや いや。 ならない。 っていうか・・・渡したりしたら、いつでも遠慮なく入って来そう・・・。 んでもって、1回渡したら最後、返してくれなさそうだし。 『はぁ・・・・・』 ため息しか出ない! 店長のバカ!

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