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夏休み☆18
俺の部屋に戻って
ベッドに座ると、一気に疲れと眠気が襲ってくる。
つ、疲れた・・・・・
ホントに疲れた・・・・・
『寝よっか・・・・・・』
気になることは沢山あるけど・・・・もう、限界。
眠い・・・・・・
2人 ベッドに並んで横になり、タオルケットをかける。目を閉じると、すぐに眠くなって・・・・
『あの・・・晃くん・・・・・』
眠りに落ちる寸前、遠慮がちな遊の声が
聞こえた。
『ん・・・・・ん・・・・・?』
『晃くん・・・・寝ちゃった・・・?』
『んん・・・・・・な・・に・・・・?』
遊・・・目が冴えたのかな?
でも・・俺、眠いんだよ~
どうしよう・・・・・・・
『・・・ごめん、あの・・後ろからぎゅーって してくれない・・・・?』
ん?
ぎゅー?
頭が回らず、よく分からないまま、後ろから抱きしめる。
『足、乗っけて・・・?』
『・・・・ん・・・・・・・・・・・』
言われるまま、遊の体に足を乗っける。
・・・ん?あれ?
この体勢って・・・・・
さっき・・・店長が・・・
『はぁ・・・。やっぱり晃くんがいい・・・』
遊が、俺の腕を キュッと握り、ホッと息を吐き出す。
『ありがと・・・・・・・おやすみなさい。』
『う・・・うん・・・・//// おやすみ・・・』
・・・うへへ。
俺、きっと今・・・
すごい にやけた顔してる・・・・・
もう一度、ギュッと抱きしめて・・・遊のうなじにキスをして・・・・・
幸せな空気に包まれ、眠りにおちた。
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