―――えーと････ これは･･･何でしょう････ 部屋に戻ってすぐ、露天風呂を確認しようと 寝室に入ったら････ ２組の布団が、隙間なく ぴったりと くっついた状態で 敷かれていた。 うーん･････ これは、やっぱり バレてるんでしょーか･･･ 俺たちの･････コト。 うーん･････ ま、いいか。 そんなコトより、露天風呂 ♪ 露天風呂～♪ 『わー、ホントだぁ ♪ 』 先に扉を開けた遊が、嬉しそうに声をあげる。 『どれどれ～？』 俺も、遊の後ろから顔を出す。 『わー、ホントだ ♪ 』 ちょっとだけ小さめの、 でも２人で入るには充分な広さの露天風呂。 『すぐ入る？』 と、遊に尋ねると遊は首を横に振って 「もうちょっと後にする」との返事。 まあ、さっきまで温泉三昧だったし ちょっと休憩してから また ゆっくり 楽しもう。 時間は たっぷり あるし。 ね。