さて。 どうしましょう･･･ 遊の気持ちは分かる。 分かるよ？ でも･････でもなぁ･･･！ 新婚旅行と言えば「初夜」！ いや、全然 初夜じゃないけど。 全然 初めてじゃないけど。 でも････でもさぁ･･･！ うーっ！ 『ふふっ、やっぱり百面相･･･』 『････････』 ゆーうー？ 誰のせいだと･･･！ あ！ 名案が浮かんだっ！ 『じゃ、じゃあ、じゃあ、お風呂で･･･』 『やだ。中は声 響くし･･･ 外は誰かに聞かれたらイヤだし････』 『････そ･･･そっか。 ･･それは･･･俺もイヤ･･･です･･･』 じゃあ･･じゃあじゃあ やっぱり ガマン、なのか････ ガマンするしかないのか･････ おサル、人間へ進化･･･なんだな。 うん。 ガンバろう････ 出来るさ、俺にだって。 うん。 くっくっく･････ ん？ 何か聞こえる････ 音のする方を見ると、 遊が肩を震わせ･･･笑っていた。 『な、なに････？』 『ご、ごめっ･･･ふふっ･･･顔が････』 『へ？』 『顔がコロコロ変わるから･･･あはは』 『･････････････』 ゆーうー？ だから、 誰のせいだと････ ･･･すると、何を思ったのか 遊が俺を押し倒して、上に乗っかってきた。 『ごめんね、笑って』 チュッとキスをくれる。 『････････//////っ！』 ゆーっ！ だからー、ダメだってば！ すぐシタくなっちゃうんだからさ～。 所詮、 おサルはおサル、なんだよ～！ 『えと･･･じゃあ･･･//// きょ、今日は僕がする･･･////』 『･･････････････････････へ？』 えぇっと？ ･････何？ 何だって･･･？ 何を････するって････？