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ある男の告白☆7

***晃・side *** バイトを終え、帰り道を急ぐ。 遊、動けるようになったかな? 遊・・・昨日の遊、かわいかったな~ バイトから帰ったら 遊が抱きついて来て・・・ 押し倒されて・・・ 脱がされて・・・ うへへ//// 遊からのメールで、 しつこく 付きまとわれたうえに 仕方なく篠宮と話した事、 誘いは きっぱり断った事、 多分 分かってもらえたから大丈夫 って事・・・・を 知らされてはいたんだけど 遊の顔を見れば、まだ不安が残ってることは すぐに分かった。 考えすぎちゃうんだよな~、遊は。 今日も、いっぱい甘えさせてあげよう。 待ってろよ~、遊。 駅へ小走りで向かっていると 駅の入り口の前に人影が見えた。 なんか・・・デカいヤツだな・・・ デカいつーか、 ガタイがいいっつーか デカい・・・? ガタイがいい・・・? ん・・・? なんか最近 耳にしたような 目にしたような あの・・・感じ・・・・ ・・・・ま、まさか!! 『あ、こんばんはー!』 や、やっぱり・・・っ! 『篠宮・・・・』 なんで いんの!? なんでこんなとこに 立ってんの !? 『お前・・・・、何してんだよ。』 『うん。篠宮遊くんには、きっぱり断られてしまったんだけど・・・どうしても 諦められなくて。君に話を聞いてもらおっかなーと』 って・・・・・ 俺のバイト先も知ってんの? 何だ、コイツ。 『あのさ、遊が やりたくないって言ってるんだから・・・お前の話は聞かない』 横を通りすぎようとするが、ガシッと腕を掴まれた。 『でも!一緒にやりたいんだ!どうしても!』 『はあ!?』 なに? なんなの? この しつこさ。 『お前・・・何でそんなに遊に執着すんだよ。 他に上手いヤツ、探せばいいじゃんか!』 『他のヤツじゃダメなんだ・・・!』 『はあ!?なんだそれ!なんでだよ!?』 意味 分かんない・・! 思わず睨みつけると 「実は」と、前置きをしてから… 『俺の・・・初恋なんだ』 と、頬を赤く染め、 そう のたまった。 は・・・・・・つ・・・こい?

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