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合コンと告白の行方★18
*** 遊・side ***
なんで・・・ラブホ?
と、考える間もなく 部屋に入るなりドアに押しつけられて、唇を塞がれた。
いきなり舌が入ってきて、口内で暴れまくる。
突然の事に びっくりしすぎて、されるがまま・・・・
いつもと違う荒々しいキスに戸惑う。
なんで・・・
なんで・・・?
何が晃くんをこんなにしてるんだろう?
晃くんが僕を見ていないような
そんな気がして・・・・
だんだん悲しくなってきた。
その時、下半身を擦りつけてきた晃くんは
「ヤバ・・ッ・・」と一言。動きが止まった。
そして、ギュッと抱きしめられる。
え・・・?
なに・・・?
しばらく抱きしめた後、 晃くんは ばつの悪そうな顔をして、僕の手を取って 部屋の中へと入って行く。
いかにもラブホ!って感じの 大きなベッドが目に飛び込んでくる。
その ベッドに座らされて
晃くんは やっぱり僕を見てるようで見てなくて・・・“一緒にシャワーを浴びにこう”って言われても、なんだか モヤモヤして なんて答えたらいいのか 分からなくて、曖昧な返事をしていたら、晃くんは僕から離れてしまった。
「寝てていいよ」と言われて 急に頭がハッキリした。
やだ・・・・!
やだ・・・なんか変だよ・・・晃くん・・・
いつもと違う、どこか よそよそしい晃くん。そんな晃くんが どこか遠くに行ってしまいそうな そんな不安が頭をよぎって 立ち上がって 晃くんの首に手を回して抱きついた。
やっぱり、晃くんの体が強ばる。
なんで?
イヤ・・・なの?
――と、晃くんの口から色っぽい吐息が漏れた。
・・・・え?
不思議に思っていると・・・どうやら晃くんは あの真美って女に薬を盛られたらしい。
僕を抱きしめる腕に 力が入って、「出ちゃう!」と体をブルッと震わせた。
熱い吐息が僕の首筋を撫でる。
でも、まだ薬の効果がきれないみたい。
薬・・・・・
それで、あんな・・・・・。
晃くん・・・まだ苦しそう・・・・
僕・・・が・・・・
僕が晃くんを満たして・・・あげたい。
晃くんが 僕だけを見てくれるように・・・・
あの、真美って女になんか渡さない・・・っ!
そう決めると、晃くんのズボンと下着を脱がせて、もう既に勃ちあがっている晃くんの昂りを頬張る。
晃くんは びっくりしてたけど、熱く拍動するモノが愛しくて、ベタベタになってるのを キレイにするように舐めて、先っぽをチューッと吸った。
熱い白濁が口の中に放たれる。
それを、ゴクンと飲み込んで晃くんを見上げる。
・・・・・・抱いて欲しい。
めちゃくちゃにして欲しい・・・。
例え それが、
他の誰かに向けられた欲望でも。
僕が、全部 受け止める。
晃くんは僕だけのモノ・・・だから。
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