167 / 761

悪魔と天使の誕生日☆13

『あのさ、遊・・・無理しなくて・・』 いいよ、と言おうとしたら、 『うん・・・・今は・・無理・・///』 と、遮られた。 うーん。だよね。 ・・・・・・ん?・・・・今は? 『でもね、・・・今も、あの・・・・ホントに、すごく イヤって訳じゃないんだけど・・・//// その・・・恥ずかしくて・・・、無理・・・・・////』 『・・・・・・え?』 『あの・・・興味が全然ないんじゃ・・・なくって・・・って、何言ってんだろ・・僕・・・////』 遊の顔が ぶわ~っと 赤くなる。 あー、か・わ・い・い ーっ! もう、俺・・キュン死しそう・・・////! うん。でも、そっかー。 イヤな訳じゃないのかー ♪ 『・・・・分かった。遊の心の準備が出来るの、 待ってるね?』 『う・・////なんか、よく考えたら・・・・ 出来たよ、ってわざわざ言うのも・・ 恥ずかしいよね・・・・・////』 『あはは、確かに・・・。でも待ってる』 『・・・・・・う・・・///』 照れまくる遊が、かわいくて、愛しくて、 背中に手を回して、抱きしめる。 時計を見ると、11時。 『遊・・・誕生日が終わるまで、あと1時間 あるよ?』 『うん・・・・』 『何かして欲しいこととかある?』 なーんてね。うへへ。 そう!下心 丸だしです! エッチしたいな~、ってサインです! どうよ? 俺、天才じゃね? 『うん・・・・このまま、ぎゅーってしてて・・ それで・・・それだけで・・・充分・・・・・』 『・・・・・あ、うん・・・・・』 あれれ。 今日はエッチなし、なんだ・・・・・ 残念・・・・・ ふいっと顔を上げて 俺を見て遊が微笑む。 スッゲーきれいな顔で・・・まるで天使。 『・・・ふふ~、ウ・ソ』 『・・・・・え?』 『ウソ~。キス・・・して・・欲しい・・////』 『・・・・・・・っ/////!!』 う、うわぁ・・・////! いきなり おねだり、とかっ///! かわいい!エロい!かわいいーっ!! エッチなスイッチが入ると、遊は小悪魔に変身するんだよね。 天使でも小悪魔でも、大好き。 あと1時間、蕩けるくらい、いっぱい 甘やかしてあげよう。

ともだちにシェアしよう!